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井上尚弥と対戦、キム・イェジョンとは? 日本人に7戦7勝、愛称「トラブルメーカー」…韓国ボクサーと対戦は初

THE ANSWER / 2025年1月11日 15時3分

井上尚弥【写真:中戸川知世】

■大橋ジムが会見

 ボクシングの世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥の所属する大橋ジムが11日、神奈川・横浜市内の同ジムで会見した。24日の4団体防衛戦(東京・有明アリーナ)で井上と対戦予定だった挑戦者のWBO&IBF1位サム・グッドマン(オーストラリア)が左目上を再び負傷。対戦中止となり、大橋秀行会長が現状を説明。井上は代役挑戦者のキム・イェジョン(韓国)と対戦することになるという。

 32歳のキムは21勝(13KO)2敗2分の右構え。昨年5月にWBOオリエンタル王座に就き、現在の世界ランクはWBO11位に入っている。愛称は「トラブルメーカー」。これまで日本人相手には7戦7勝の勝率100%だという。強さと堅実なインファイトスキルを有するタフなカウンターファイター。元WBO世界バンタム級王者のジェイソン・マロニー(オーストラリア)とスパーリングを行い、この試合に臨むという。

 大橋会長は「愛称がトラブルメーカーで嫌な予感はしますが(笑)。いい試合になるように期待したいと思います」とコメント。「早朝に連絡を受けて、リザーブ選手がいたので30~40分くらいで全てまとまった。4団体の承認も受けているので、あとは来日を待つだけです」と説明した。


会見に出席した大橋秀行会長【写真:浜田洋平】

 続けて、大橋会長がキムのコメントを代読。「井上選手がスーパーバンタム級に上げて、いつかやるかもしれないと想定していた。前座のオファーがあったので昨年からリングに上がる準備をしていた。日本人に7戦7勝。全てを出して、8勝目を大一番に挙げたい」と意気込んでいる。

 キムの印象については「好戦的なファイターですね」と語り、「尚弥は韓国人と一回もやっていない。一度韓国に行って(他の選手と)スパーはしたことがあるくらい。韓国でも凄い人気。韓国のファンも喜ぶのでは。韓国選手が世界戦をするのも10年以上ないのでは。韓国の注目度も凄いと思う」と韓国の注目度が高まるとした。

 当初は12月24日に有明アリーナで対戦予定だったが、グッドマンが来日直前のスパーリングで左目上を裂傷。試合10日前に1か月後への延期を発表した。井上陣営はリザーバーとして興行の前座に同じ階級の世界ランカー2人の試合を組む方針を表明。不測の事態に備えていたところ、試合13日前のこの日に相手陣営がグッドマンの再発により対戦を中止すると発表した。井上には春に米国で大型興行、9月頃に莫大な資金力を持つサウジアラビアでの試合計画が浮上していた。(THE ANSWER編集部)

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