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驚異の23億円、大谷のお陰で敵地まで莫大な収益「ヤ軍でもオオタニ効果」 米経済紙が伝えた試算

THE ANSWER / 2025年1月11日 19時33分

ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

■フォーブスの報道に米ファンも反応

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は10年総額7億ドル(約1014億円=当時)でドジャースに加入。1年目の昨季はリーグMVPに輝く大活躍だった。米経済紙「フォーブス」は、大谷加入の影響で球団のスポンサー収益が7000万ドル(約110億円)増加したと報道。さらに「その恩恵はMLBの他のチームにも及んでいる」とし、敵地にも累計1500万ドル(約23億6500万円)の収益をもたらしたと伝えた。

「フォーブス」はドジャースが12社の日本企業とを新たにスポンサー契約を結び、7000万ドル収益が増加したと紹介。さらにスポンサー・ユナイテッドのボブ・リンチCEOが「彼(大谷)がビジターの試合に出る時はオリオールズであれヤンキースであれ、どの対戦相手でもバックスクリーンには日本企業の広告がある」と述べたことを伝えている。

 記事ではドジャースを迎え撃つ相手球団が、日本企業の広告を出すことで累計1500万ドル(23億6500万円)の収益をあげたとの見積もりを紹介。「ユニホームやヘルメットにつけるロゴの導入とともに、オオタニ効果によって野球は2024年に3億ドル(約473億円)近くの新規スポンサー事業を獲得しており、リーグ全体で(スポンサー額)18億4000万ドル(約2900億円)に達した」と紹介した。

 MLB全体のスポンサー額は前年から16%増となり、過去3年では36%増。北米5大プロスポーツリーグの中でも特筆する成長ぶりだと記事では指摘している。(THE ANSWER編集部)

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