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大谷翔平マネーをあっさり送金できる“新手口” 元日本人メジャー関係者「これが一番現実的」

東スポWEB / 2024年4月3日 11時58分

水原氏と大谷

これが“真の手口”なのか。ドジャース・大谷翔平投手(29)が順調な滑り出しを見せている。その一方、元通訳の水原一平氏(39)が大谷の口座から最低でも450万ドル(約6億8000万円)を“不正送金”したとされる問題は未解決のまま。厳重にセキュリティーがかけられていたはずの口座へいかにアクセスしたのかなど不可解な点も残される中、いとも簡単にカネを動かせるという一つの「方法」が浮かび上がった――。

元相棒による巨額の窃盗騒動はまだまだ終わりが見えない。大谷本人は先月25日(日本時間26日)に初めて口を開き、水原氏が関わった違法なスポーツ賭博や、そこで同氏が背負った莫大な借金の返済に関わったことなどを全面的に否定した。

その一方で、水原氏がなぜ勝手に口座にアクセスし、大谷の同意を得ることもなく大金を動かすことができたのか。さらに、大谷自身はなぜ気づかなかったかなど、解消されない点も多く残されている。

そんな中、元日本人メジャーリーガーのマネジメント事務所関係者は、匿名を条件に自身の経験から大谷に知られずに送金できる方法をこう推察した。

「自分の場合は全ての支払いを小切手で行っていました。公共料金や家賃の支払い、遠征先のクラブハウスでのクラビー(世話係)へのチップの支払いまで、アメリカではその多くが小切手で行われている。英語が母国語ではないアジア系の選手の場合、その全てを自分でやる選手もまれにいますが、多くの選手が“雑務”を通訳やサポートする事務所関係者に任せていると思う」

米国で銀行口座を開設すれば、簡単にチェック(小切手)が発行される。その小切手には、口座の名義人の名前と住所があらかじめ印刷されているという。

前出関係者は「その方法であれば、仮に水原君がその小切手帳の1枚1枚に大谷君からサインをもらっておけば、あとは金額と日付、支払先を記入して決済することは可能。私自身もそうしていました。これが一番現実的な今回の“送金方法”ではないかと思います」と打ち明けた。

つまり、大谷のサインが入った小切手を預かって自分で金額などを書き込みさえすれば、本人の口座から自動的に送金されるわけだ。それもMLBでは決して珍しい方法ではないというから、水原氏を信頼し切っていた大谷に怪しまれる可能性も低いとみられる。

水原氏は当初、米スポーツ専門局「ESPN」のインタビューに「パソコンにログインし、自分が見守る横で送金した」などと話し、後に「ウソをついた」と発言を全て撤回した。こうした経緯もあり、いかに厳重なセキュリティーを突破したのかに焦点が向けられていたが、この“新説”にのっとれば、パスワードなどがなくてもすり抜けられる可能性もある。

前出関係者は「ちょっと額が大き過ぎるのが疑問ですが」とも付け加えたが…。一連の問題にはFBI(連邦捜査局)やIRS(内国歳入庁)などが捜査を進めている。小切手の使用は水原氏がとり得た「方法」の一つ。全容が解明される日は訪れるのか。当局の捜査が待たれる。

【メジャーリーグ通訳の仕事とは…】
先日、経験者で現スポーツ専門局ESPNスタッフ、ダニエル・キム氏のX(旧ツイッター)投稿がメディアで話題になった。「通訳時代、選手を日常生活のあらゆる側面でアシストしなければならなかった」と回顧。銀行口座の開設から、免許取得のため陸運局へ連れていったり…。「クラブハウスに関係する支払いのため小切手帳(チェックブックス)を持ち運ぶこともした」と明かしていた。同氏はメッツなど2球団での通訳歴があるという。

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