グアルディオラ監督 ハーランド批判のキーン氏に猛反撃「彼は世界最高のストライカー」

ハーランド（ロイター）

イングランド・プレミアリーグの強豪マンチェスター・シティーを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督がレジェンドの見解に猛反発した。

マンＣのエースでノルウェー代表ＦＷエーリングブラウト・ハーランドは、首位攻防戦となったリバプール戦（３月１０日）とアーセナル戦（同３１日）で精彩を欠き不発。チームも引き分けだった。そのパフォーマンスに元アイルランド代表ＭＦで監督経験も豊富なロイ・キーン氏は英「スカイ」の番組でエースについて「ゴール前はベストだが、全体的なプレーはお粗末だ」「まるでリーグ２（４部）の選手のようだ」と酷評し、波紋が広がっていた。

そんな中、英紙「デーリー・メール」によると、キーン氏の見解について名将グアルディオラ監督は「元選手からの発言だったので驚いた。私は彼の意見に同意しない。絶対に違う」とし「ハーランドは批判されて傷ついている。彼は世界最高のストライカーであり、昨季に我々が勝ち取った勝利に貢献してくれた。チャンスがつくれないのはアーリングのせいではない。彼は別格だ」と語ったという。

ハーランドは昨季公式戦５３試合で５２ゴールをマークするも今季ここまで３７試合で２９ゴールとペースダウンするも突出した結果を見せている。キーン氏はマンＵのＯＢだけにマンＣに対して厳しい見方をしている可能性もある中、今後のバトルに行方が気になるところだ。