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大谷翔平 米国で〝逆風〟の背景「翻訳されなかった2つの言葉」の存在

東スポWEB / 2024年4月6日 20時47分

ドジャース・大谷翔平(右)とウィル・アイアトン通訳

MBSテレビで5日に放送された「よんチャンTV」では、米国でメディアからの〝逆風〟を受けるドジャース・大谷翔平投手の「翻訳されなかった言葉」を特集した。

大谷は3月25日(日本時間同26日)、本拠地ドジャースタジアムで会見に臨み、元通訳・水原一平氏の違法賭博容疑に関する声明を出した。

大谷は通訳のウィル・アイアトン氏を伴い、手元に用意されたメモを読み上げ、約11分間にわたって「彼が僕の口座からお金を盗んで皆に嘘をついていたというのが結論」などと水原氏にまつわる騒動の経緯を説明した。

しかし、米メディアの一部は「なぜ質疑応答ができないのか」「説明が不十分」と反発。現地では大谷に関して厳しい論調も目立つという。

これに関し、同番組ではアイアトン氏の翻訳に着目。2か所ほど「翻訳されていない」部分があるという。

それによると、まずは冒頭に大谷が「現在進行中の調査もありますので、今日話せることに限りがあるということをご理解いただきたい」と告げた場面。アイアトン氏は英語で「言うまでもなく(Obviously)今日話せることには限りがあります」と訳している。

進行役の大吉洋平アナは「英語しか聞いていない人からすれば、なぜに話せることに限りがあるの?と疑いを持たれても仕方ないのかなと思った」と指摘。

カナダ出身で英語、フランス語、中国語が話せる吉本新喜劇・曽麻綾は「(Obviouslyは)どっちかと言うと若い人が口癖のように『マジで?』と言うような感覚で言っちゃう言葉。多分、アイアトンさんが訳さなかったというより、要点をおさえて提供した結果、そこが抜けた」と印象を語った。

またもう1か所は、終盤に大谷が「今シーズンに向けて精いっぱい、今日お話しできてよかったなと思っているので、今日はこれがお話しできるすべてなので質疑応答はしませんが、これからさらに進んでいくと思います」と話した場面だ。

アイアトン氏の翻訳では「これがお話しできるすべてなので、質疑応答はしません」の部分が抜けているという。

会見を見た際に、この部分の違和感に気づいていたという曽麻は「要はこれがあったからといって、アメリカのメディアの批判がなくなるわけではないですけど、例えば会見が終わる時にこれを〝引き立てて〟言うのと、言わないのとでは印象が違うじゃないですか」と首をひねる。

続けて「アイアトンさんがダメとかそういうことではなくて、自分も通訳をしたことがあるので、すごく気持ちは分かる。大谷さんがこれからも気持ちよく発言できるように、一言一句訳すわけにもいかないし、間とかもある。自分なりに考慮して要点をおさえた結果、結果的に大事と思われる質疑応答に応じない理由が言えてなかった」と分析していた。

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