千原ジュニア 大分ひき逃げ事件で県警の初動ミス指摘「明らかにそうやのに」「よう言わんねん」

千原ジュニア

お笑いコンビ「千原兄弟」の千原ジュニア（５０）が６日更新のユーチューブチャンネル「ざっくりユーチューブ」の動画に出演。重要指名手配となっている八田與一容疑者による大学生ひき逃げ死傷事件についてコメントした。

八田容疑者は２０２２年６月、大分県の県道で大学生２人組のバイクに追突。１人を死亡させ、もう１人にけがを負わせながらも通報を怠り逃亡した。２３年９月には事件の凶悪性から道路交通法違反で全国初の重要指名手配に指定されたが、現在も身柄の拘束には至っていない。

自身の番組で何度もこの事件を特集したジュニアは、大分県警の初動のミスを指摘した。「大分県警は初動捜査をミスったってことをよう言わんねん。明らかにそうやのに。殺人にかえてればまた話変わってくるのに。事件って一年で逮捕されなかったらそのあと逮捕されるパーセントがかなり下がるねん」。

ジュニアは亡くなった大学生の父親とも話をしたという。「お父さんはいまだに一度も仏壇の前に座ってないって。受け入れることになりそうな気持ちで。ＬＩＮＥで今も息子さんにやり取りを送ってる」と悲しみに暮れる遺族の様子を明かした。

今も八田容疑者は逃亡を続けている。「ここでこうやってやることで一人でも多くの人が…」とユーチューブで事件について語った意図を説明。多くの情報が寄せられ逮捕につながることを願った。