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立憲・岡田幹事長 乙武氏出馬めぐる小池都知事と自民党〝急接近〟に言及「本当にそれでいいのかと問いたい」

東スポWEB / 2024年4月9日 21時39分

立憲・岡田克也幹事長

立憲民主党の岡田克也幹事長は9日に国会内で開いた会見で衆院東京15区補欠選挙(16日告示、28日投開票)について言及した。

同党は同補選で候補者が乱立する中で元江東区議の酒井菜摘氏を擁立した。これに日本共産党は選挙活動中だった小堤東氏の擁立を取り下げて酒井氏に候補者一本化している。

一方、国民民主党の玉木雄一郎代表はこの日の会見で、酒井氏が共産党から支援を受けることに「方向性が合わないところと選挙目当てで一緒になってやるとことは方針にない。応援するのは難しい」と述べたという。

岡田氏は「一緒に酒井さんを応援してもらいたい。大局観に立てば今の自民党を、乙武さんですけども、事実上に自民党が後ろにいる。そういう候補者との戦いだと考えれば、酒井さんを一緒になって応援していただければありがたいと思います。共産党との関係について玉木さんは言及されたようですけども島根、長崎では国民民主も一体になって応援していただいています。東京もお願いしますと申し上げたいです」とした。

岡田氏は同補選に立候補した乙武洋匡氏の応援として、候補者を立てなかった自民党が存在しているとの認識を示した。乙武氏がファーストの会副代表ということになれば、小池百合子都知事と自民党が急接近という構図ができることになる。

「首長選挙も含めて小池さんと自民党の協力ということが目立つわけですね。いろんな考えがあっていいと思いますが、今〝政治とカネ〟の問題で国民の批判を浴びている自民党の毒消しのような役割になってしまっているのではないかというふうに思います。本当にそれでいいのかということは問いたいと思います」と語った。

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