1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

共産党が衆院東京15区補選で候補者を下ろし立憲・酒井菜摘氏の支援表明 小池晃氏「例外的な対応と強調したい」

東スポWEB / 2024年4月8日 20時53分

共産党の小池晃書記局長

日本共産党の小池晃書記局長は8日に国会内で開いた会見で、衆院東京15区補欠選挙(16日公示、28日投開票)に立候補する立憲民主党の酒井菜摘氏への支援を発表した。

この日、地域政党「都民ファーストの会」が国政向けに設立した「ファーストの会」の副代表で作家の乙武洋匡氏が同補選で無所属からの立候補を正式に表明した。

共産党は同選挙区で酒井氏の応援を決めたことで、選挙区で活動中だった同党候補者の小堤東氏を下ろす格好となった。

小池氏は「都民ファーストじゃなく、無所属のようですが、小池都知事が主導して擁立していると言われる乙武氏が立候補します。7月7日には東京都知事選挙があります。そういう意味では都民ファースト、自民党と連合での選挙になると思いますので、(同補選は)その前哨戦という位置づけもあります」とした上で酒井氏応援についてこう述べた。

「立憲から酒井菜摘さんが公認候補として擁立されて、その際、4日の記者会見で立憲の大串博志選対委員長は『野党と連携して力を合わせることを最後まで追及したい』と述べられた。手塚仁雄都連幹事長も『昨年12月の江東区長選での支援していただいた経緯もある。一緒に戦っていけたらという思いだ』と表明された。これを受けて日本共産党は、東京15区で立候補して活動していた小堤東氏の立候補を取り下げて酒井菜摘さんを勝利するために全力を挙げる、支援して戦うことを決めました」

同補選で立憲候補者の酒井氏への支援は「選挙区のみの戦いになりますので、例外的な対応であると強調しておきたい」とした。

一方、立憲都連幹事長の手塚氏は国会内で開いた7月の都知事選に向けた野党統一候補者選定委員会終了後の会見で、同補選について聞かれた際、こう語った。

「乙武さんがどの党から支援を受けるのか判然としません。同時に(野党の)1本化に向けてさまざまな努力をしてきた。長崎、島根、そして東京の3つの補選に置いて野党を代表する形で立憲の候補者が戦う形になりました。特に〝首都・東京〟は、自民党の関わり方が微妙のようですけども、しっかり勝ち抜いていくことで、岸田政権にとどめを刺す選挙になろうかと思います」

永田町では同補選候補者が乱立したことで「一体、誰が当選するのか。票読みができない」と声が上がり、注目の選挙戦になることが予想されている。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください