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石川佳純さん キャスターとしてパリ五輪へ 15歳・張本美和に期待「勢いのあるプレーをしてほしい」

東スポWEB / 2024年4月10日 6時16分

インタビューに応じた石川佳純さん

〝華麗なる転身〟の一歩を踏み出した。卓球女子で五輪3大会連続メダリストの石川佳純さん(31)が単独インタビューに応じ、フジテレビ系「パリ2024オリンピック」中継のスペシャルキャスターとして臨む大舞台への思いを語った。パリ五輪で金メダルを目指す後輩たちに金言を送る一方で、自身も新たな挑戦をスタート。選手ではなく、新たな立場からスポーツの魅力を伝えていく構えだ。

――木下グループのスポーツアンバサダーや、パリ五輪中継のスペシャルキャスターへの就任が決まるなど、アスリートの魅力を伝える機会が増えている

石川さん(以下石川)いろんな競技の選手を取材させていただいて、新しい発見だったり、選手から直接話を伺うことで、さらに魅力を感じることができている。パリ五輪では選手、競技の魅力を精いっぱい伝えたいし、選手の気持ちに寄り添ったインタビューをたくさんの方にお伝えしたいです。

――インタビューに答えることよりも、する方が100倍緊張すると話していた

石川 やっぱり本音を引き出せるようなインタビューをしていきたい。試合直後にインタビューをすることもあると思うけど、いい時も悪い時もスポーツなので結果はついてしまうが、選手の声をしっかり聞いて伝えたいですね。

――卓球の女子日本代表は2月の世界選手権団体戦の決勝で、中国と激闘(2―3で敗戦)を演じた

石川 本当にいい試合だったと思うし、最後の最後までどちらが勝つかわからない試合だった。張本(美和)選手は結果的に2回負けてしまったが、パリ五輪につながるプレーを最後までしてくれた。団体戦の緊張したラスト(第5試合)を戦ったのは貴重な経験だったのでは。パリ五輪までは残り3か月ほどだが、さらに進化をして、まずは一戦ずつだとは思うが、中国に挑戦してほしいです。

――張本にとっては悔しい試合になったが、伸びしろはたっぷりとある

石川 見るたびに成長していると感じるような、本当に伸び盛りの選手。世界選手権でもポイントゲッターとして試合に出場していたので、そういうプレーを期待されると思う。でも、初出場かつ最年少(15歳)なので勢いのあるプレーをしてほしいし、思い切りやることが一番。いろいろ考えてしまうとは思うけど、そこはお姉さん方(早田ひな、平野美宇)に任せて、張本選手は最年少らしく悔いのないプレーすることで、年上の選手も気持ちが乗ってきたら、チームの中でもいい効果が生まれると思います。

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