水原一平氏の口座不正操作疑惑が韓国にも衝撃「大谷をだますため」「悪質な犯行」

水原一平氏

ドジャース・大谷翔平投手（２９）の元通訳・水原一平氏（３９）が、大谷の銀行口座を不正に操作して送金した疑惑について、韓国メディアも驚きをもって報じた。

発端は１０日（日本時間１１日）の米ニューヨーク・タイムズ紙で「検察当局は水原氏が大谷の銀行口座の設定を変更し、大谷が取引に関する通知や確認を受け取らないようにすることができたとの証拠をつかんだと考えている」などと伝え、水原氏側が「罪状を認める方向で交渉する」とした。

これらを受け、韓国の朝鮮日報は「大谷を欺くために口座振込通知を変更…水原通訳の悪質な犯行に衝撃！」との見出しで「水原は大谷が入出金内訳通知サービスを受けられないように措置を取ったことが確認された。捜査当局は水原の具体的な犯行計画を証拠として確保した状態だ。捜査当局は、水原が有罪を認めるのではなく、刑量を下げる事前刑量調整交渉に乗り出したという」と報じた。

水原氏はカリフォルニア州で禁止されているスポーツ賭博にのめり込み、莫大な借金を抱えて大谷の口座から少なくとも４５０万ドル（約６億８０００万円）を胴元側に無断で送金したとされる。

韓国では３月下旬にドジャース対パドレスのＭＬＢ開幕シリーズが開催。同国でも絶大な人気を誇る大谷が真美子夫人との結婚発表直後だったこともあり、空前の大フィーバーを巻き起こした。その直後に発覚した水原氏による背信行為と電撃解雇だっただけに、今でも根強い関心事となっている。