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「私が愛したスターダム」退団の林下詩美がライバル舞華&全選手にラストメッセージ

東スポWEB / 2024年4月13日 6時7分

(左から)舞華、飯田沙耶、林下詩美、上谷沙弥

〝女子プロレス界の逸材〟こと林下詩美(25)が、スターダムマットにラストメッセージだ。契約満了となる3月いっぱいで退団し、スターダムラストマッチ(12日、東京・後楽園ホール)では上谷沙弥(27)とのコンビ「アフロディーテ」を結成。デビューから5年8か月を過ごしたリングに別れを告げた詩美が、団体と所属選手へ贈る言葉とは――。

詩美は上谷と組み、ワールド王者・舞華&飯田沙耶と激突。上谷と好連係を披露したが、最後は飯田の「達者でな!」(変型筋肉バスター)で敗れた。試合後は上谷の提案で5分間のシングルマッチが実現。時間切れ引き分けに終わった。

大会後、取材に応じた詩美は「やっぱり『スターダムってすげえ』って思った。もう林下詩美っていう逸材がいなくても、十分輝いてる最高の団体です」と振り返った。タレントの〝ビッグダディ〟こと林下清志氏の三女として2018年8月のデビュー前から注目を集め、20年11月には団体最高峰のワールド王座を初戴冠。これまで「プロレス大賞」新人賞と女子プロレス大賞を受賞した。

輝かしい実績の裏で、練習生時代はプロレスの厳しさを叩きこまれたという。「私の時代は一番厳しかった。練習を見てくれていた花月さんや葉月さんは『私がビッグダディの娘』っていう注目に負けないようにあえて厳しくしてくれていたと思っていて。『腕立て、スクワットをもっと下げろ』って言われて、必死にやってたからこそ今の自分がある。本当に感謝してます」

ラストマッチでも対戦した舞華は、今まで戦ってきた中で最高のライバルと認め合う存在。「デビューしてすぐの私のライバルはジャングル叫女だったけど、ジャングルがスターダムを去って、そこに現れたのが舞華。理想としてるプロレスが同じだから試合をしてて楽しかったし、最後にワールド王座戦もできてよかった。アイツが団体最高峰王者なら安心だよ」と目を細めた。

さらに自身が22年5月からリーダーを務めた「クイーンズ・クエスト」のメンバーにも「これからも守っていってほしい。みんなは第2の家族で、いつまでも大切な存在。この前、みんなで組んだ最後の試合(3月31日、山形)で私の思いは全部託した。一緒にいた時間や伝統を守り続けてほしい」と願った。

最後は団体に所属する全選手に向け「私が愛したスターダムは、あなたたちがいれば何も心配はありません。応援してるとともに負けたくない相手もいる。離れても絶対に負けません。お互い頑張りましょう」。

今後は元スターダムエグゼクティブプロデューサーのロッシー小川氏が旗揚げする新団体への合流が確実。プロレス人生の新章が幕を開ける。

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