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「英国王のスピーチ」吃音症と向き合ったジョージ6世の9分間ノンストップスピーチは必見

東スポWEB / 2024年4月16日 14時12分

有村昆

【ニュースシネマパラダイス】どうも! 有村昆です。天皇、皇后両陛下の長女愛子さまが日本赤十字社で嘱託職員としての勤務を始められ、大きな話題となりました。今後はご公務との両立をなされるとのことで、お体に一層気を付けてお過ごしになっていただきたいですね。

一国の皇族、王族というものはいついかなる時も注目を集めるものです。そこで今回は、イギリス王室ジョージ6世の実話を基にした2010年公開の映画「英国王のスピーチ」を紹介します。

ジョージ6世は、22年に96歳で亡くなった女王・エリザベス2世の父にあたる人物です。話し言葉が滑らかに出ない病気・吃音症に幼いころから悩まされていて、スピーチ矯正専門家のライオネル先生を妻とともにたずねる場面から映画は始まります。風変わりな治療を受けながら吃音症と向き合ったジョージ6世が最後に行う9分間のノンストップスピーチは本当に必見。第83回アカデミー賞で12部門にノミネート、作品賞、監督賞、主演男優賞、脚本賞を受賞した名作です。

この作品について、王族の病気を映画にするのはいかがなものかっていう賛否両論が公開前にあったんですよ。長女のエリザベス女王陛下も生前に「この映画は見ない」と言っていたそうで。しかし、結果この映画を見て「気に入った」というコメントを残したと言われています。王族の病気という難しいテーマを真正面から捉えて、しっかりと描き切った点が本当に素晴らしいと思います。

映画を見て感じるのが、愛子さまはもちろん、天皇皇后両陛下、秋篠宮家のみなさま方など、皇族の方のご公務の裏側では、我々には計り知れない大変さやご苦労があるんだろうな、と。僕らはご公務の様子やスピーチされてるところを何げなく見ていると思うんですけど、やっぱり人間ですからね。この映画を見ることで、その当たり前の事実を改めて胸に刻み込まなければいけないと感じます。

ジョージ6世を演じたコリン・ファースの名演も光る正真正銘の名作です。この機会にぜひご覧ください。

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