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山本太郎氏 セキュリティークリアランス制度めぐり「女王様に秘密保持を貫けると思いますか?」

東スポWEB / 2024年4月18日 21時54分

れいわ新選組の山本太郎代表

れいわ新選組の山本太郎代表は18日に開かれた参議院内閣委員会で「セキュリティークリアランス制度」創設に向けた法案について質疑を行った。

同法案は漏えいすると日本の安全保障に支障をきたす恐れがあるものを「重要経済安保情報」に指定。これらの情報へのアクセスは民間企業の従業員も含め、国が信頼性を確認した人だけに限定されている。

内閣府担当者によると大臣、副大臣、政務官からなる政務三役と全省庁がこれらの秘密を扱う。民間も含めた対象者は、身体検査とされる適性評価が必要になるという。しかし政治家だけが適性評価の除外対象とされている。

山本氏は「これ大丈夫ですか、という話なんですよ」と切り出すと「漏らす、おしゃべり、そのいただきに君臨するのは役人や民間人ではなく、政治家なんじゃないですか。ここ数年間をさかのぼってみても、政務三役で問題があったケースを探すと、あまりにもありすぎて調べているこちらが根を上げた。やべえやつ、つぶぞろいです」と述べ、過去の閣僚経験者の実名を挙げた。

「例えば経産相。小渕優子大臣、関連政治団体の不明朗な収支で辞任。ドリルハンマーで証拠を破壊、隠滅を図ろうした本格的なハードコアな反社ですね。適性検査ではなくて、逮捕が必要な案件です」

さらに「ほかにも東京電力株、600株を保有した利益相反と批判された宮澤洋一大臣。〝SMバー〟の料金を政治活動費で支出…。人の趣味にとやかくいうつもりはございませんけども、これまずいんじゃないかなと思うんです。内閣府、このようなケースで女王様を相手に秘密保持を貫けると思いますか」

この質問に対し、内閣府担当者は「どういう形で定義されているのかわかりせんので、お答えできません」と回答した。

すると山本氏は「どういう定義もこういう定義もないんですよ。政治家、政務三役、適性評価がなしなんでしょ。過去の政務三役をみていったら、とてつもないつぶぞろいの方が大勢いる。その中には政務活動費でSMバーに遊びに行っていた人もいるということです」とした。

続けて「SMバーと考えた場合には女王様がいらいしゃいますから女王様の言うことは絶対ですよ、と。女王様に馬乗りになられて『情報を漏らせ!』と言われたら、秘密を洩らしちゃうでしょう。こういうケースでは秘密を貫き通せるのかということをおうかがいしたのですが、なかなか答えずらいと思います。女王様から厳しく要求されれば情報を大量にお漏らし、その可能性は十分にあります。だって女王様に逆らえませんから」と指摘した。

最後に山本氏は「一番やべぇ、政治家を野放しにしてスクリーニング(適性評価)がなしですか。一体、どんなレベルの秘密法を作ろうとしているのですか。穴だらけではなく穴そのもの、それが本法案だと。この一点だけでもわかるという話しだと思います」と締めた。

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