渋野日向子 シェブロン50位は吉兆か…今年で「全英女史」以外のメジャー出場権〝喪失〟

渋野日向子

来年以降の参戦は…。米女子ゴルフツアーメジャー初戦「シェブロン選手権」最終日（２１日＝日本時間２２日、テキサス州のカールトンウッズ・クラブ＝パー７２）、渋野日向子（２５＝サントリー）が通算３オーバーの５０位に終わり、来年大会の出場権取りに失敗した。

今季初となる予選突破を果たして戦いを終えた渋野は「メジャーで予選通過できて、４日間戦ったのは今年の自分にはすごく大事なこと。これから頑張れる理由になる」と前を向いた。

課題はパーオン率の低さ。この日は４日間ワーストの２７％だった。一方で、パッティングの調子は悪くなかっただけに、グリーンを狙うショットを安定させれば、復調につながるはずだ。

今大会には、２０１９年「ＡＩＧ全英女子オープン」優勝で得たメジャーの５年出場権で参戦した。その権利は今年限りで喪失する。来年以降は他のカテゴリーから権利を取る必要がある中、今大会では「前年大会１０位以内」の資格に届かず。今後のシーズンで勝利などの活躍を見せれば出場は可能だが、今季ここまでの戦いぶりが続くようなら、それも困難になってくる。

渋野は来年以降も、歴代優勝者に名を連ねる「全英女子」以外のメジャーに参戦できるのか。最高峰の舞台での戦いを継続するためにも、一刻も早い復活が待たれるところだ。