1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

【阪神】飛ぶ、飛ばない〝ボール論争〟 12球団最多ホームランの虎ナインに聞いてみた

東スポWEB / 2024年4月23日 5時34分

続いては虎の扇の要・梅野。「(ボールが)飛ぶ、飛ばないよりもピッチャー一人ひとりの質がどんどん高くなってますよ。中日の中継ぎなんかも全員が150キロ以上の球速を出してくる。打席に立っていれば変化球の精度や質も年々高くなってきているのを感じますね」

3選手とも「ボールが飛ばない説」には否定的。「NPB投手の全体的なレベルアップが背景にあるのでは」との見解で一致している。

本紙評論家の金村暁氏も「球場で見ていても『今年のボールが飛ばない』と感じたことはほとんどない」と断言。16年から22年の7シーズン、阪神のコーチを務め、投手たちのレベルが飛躍的に上がっていく姿を指導者として目撃してきたことで「まずは各球場のマウンドがブラックスティック(粘土質の黒土)の導入により固くなったことで、平均球速がグッと上がった。投球動作につながる筋力トレーニングなどが飛躍的に発達したことも大きい。他にも間合いを外すクイックなどの時差投法などを駆使する投手がここ数年で一気に増えた。2段モーションの解禁などルールが投手有利になっていることもあるのでは」と力説する。

「だってまだ開幕してやっと対戦が一回りでしょ。結論を出すのは早すぎますよ」とは梅野の言。本塁打数の減少を、ボールだけのせいにするのは少々横暴なのかもしれないが、果たして〝飛ぶ、飛ばないボール論争〟の決着はつくか――。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください