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C・ロナウドらビッグネーム招聘の最大の障害は住居問題 「プール付き、休日バーベキュー」が定番

東スポWEB / 2024年4月23日 7時3分

C・ロナウドらビッグネーム招聘には大きな問題があるという

【取材の裏側 現場ノート】ポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(アルナスル)が日本でプレーする日は来るのか。Jリーグ発足時に世界的スターの元イングランド代表FWガリー・リネカー氏やアルゼンチン代表FWラモン・ディアス氏らが参戦。最近もスペイン代表MFアンドレス・イニエスタや同FWビジャ氏がJ1神戸に所属していたが、ビッグネームとの交渉で最も大きな障害になるのは住居だという。

キング・カズこと元日本代表FW三浦知良(オリベイレンセ)の代理人を務めた田路雅朗氏によると、あるJクラブが大金を準備し、ビッグネームの獲得に動いたときに「年俸とか税金、年間の飛行機代とかを話し合い、まとまったかなってなったんだけど、最後に家が問題になった」という。フットサルがプレーできる大きな庭のある一戸建て。しかもプール付きが「絶対条件」として提示されたという。

海外ビッグネームにとっては休日に家族や友人たちと庭でフットサルを楽しみ、プールで癒やされつつ、バーベキューをする。これが「定番スタイル」だそうだ。だが「そんな物件、日本にはほとんどない。部屋数はいくつ以上、風呂場は何か所でって…。そんな貸家が都合よくあるのか。東京は絶望的だろうし、あったとしても費用はいくらなのか。地方だって難しい」と解説するように、住居問題で交渉が決裂することも珍しくなかったという。

かつてV川崎(現東京V)を指揮し、後にブラジル代表指揮官となったエメルソン・レオン監督は交渉時に「車はソアラだ」と指定し、交渉が決裂寸前になったことがあった。それだけに「大物に提供できる大きな庭の大きな家があるのか。大物ほど条件面で妥協しないから」と渋い表情。田路氏は、かつて日本企業のCM出演契約でC・ロナウドと交渉し、面識もある。だが、こうした事情から「(日本クラブの獲得は)難しいだろう」と語っていた。

もちろん、選手によっても条件は大きく変わるのだが、異国の地で快適に過ごすためにも、住居にこだわる選手は多いという。今夏にJリーグにビッグネームの参戦があるだろうか。(サッカー担当・三浦憲太郎)

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