【山口敏太郎の現代妖怪図鑑184】竹やぶに住む「おじぎ」 うっかり見たら祟りに見舞われる
東スポWEB / 2024年4月28日 10時9分
オカルト評論家・山口敏太郎氏が都市伝説の妖怪、学校の怪談、心霊スポットに現れる妖怪化した幽霊など、現代人が目撃した怪異を記し、妖怪絵師・増田よしはる氏の挿絵とともに現代の“百鬼夜行絵巻”を作り上げている。第184回は「おじぎ」だ。
× × ×
ある地域の竹やぶに住んでいる妖怪である。外見は人間サイズの巨大なてるてる坊主と考えていい。竹やぶに入ってきたものが、うっかりその顔を見てしまうと祟りに見舞われる。もし見てしまった場合は、自らの手で自らの首をつかみ、へし折ってしまうという。
だから、竹やぶに入る人は下を向いて絶対に前を見ようとしない。
地元では有名な話であり、地元に住んでいる人ならば誰しもがこの話を知っている。「おじぎ」という名前は、おじぎをしないと祟りがあるから、そのネーミングがついたらしい。
筆者にこの妖怪を教えてくれた人物は、竹やぶの近くで野球をやっていたところ、うっかりボールがやぶの中に入ってしまい、友人と一緒に中に踏み込んでしまった。自分はずっと下を見ていたため何もなかったが、友人はおじぎをもろに見てしまい、自らの手で首をへし折ろうとした。
幸い通り掛かった、大人の手を借りて、神社に連れ込んでお払いをしてもらい、事なきを得たという。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
「ボア・ハンコックかと思った」「マトリックスのアレかな?」 イラストレーターがどうしても“描けない”女の子のポーズがじわじわくる
ねとらぼ / 2024年5月10日 20時30分
-
アイダホ最大にして最深の湖に生息する謎の怪物「パドラー」
東スポWEB / 2024年5月3日 12時8分
-
「本を読まない人」に読書の楽しさを伝えるためには?文芸評論家・三宅香帆が「ゆる言語学ラジオ」の水野太貴と考える
集英社オンライン / 2024年4月20日 11時0分
-
シンママの現役グラドルが「家賃は高くても意地でも都内を離れなくて良かった」と思えるワケ
日刊SPA! / 2024年4月17日 15時52分
-
【山口敏太郎の現代妖怪図鑑183】「オッペケペーさま」に魅入られると人間でいられなくなる
東スポWEB / 2024年4月17日 11時37分
ランキング
-
1【注意】母の日に贈ってはいけない「カーネーション」の色は? NGカラーは3色あった!
オールアバウト / 2024年5月10日 21時15分
-
2すき家、14日から復活する“人気メニュー”が話題に 「復刻まじか」「通常メニューにして…」
Sirabee / 2024年5月9日 4時0分
-
3市販薬の箱に書かれた「第一類」「第二類」「医薬部外品」ってどういう意味? 薬剤師が購入時の注意点も解説
オトナンサー / 2024年5月10日 20時50分
-
4“激安焼肉食べ放題店”の元店員が暴露。「客に“得させないようにする”3つのワナ」
日刊SPA! / 2024年5月8日 15時54分
-
5すぐ始めて!みるみる「金運」がアップする習慣って?
オールアバウト / 2024年5月11日 11時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください