【卓球】東京五輪女王・陳夢が１５歳・張本美和を高評価「ポテンシャルの高い若手選手」

張本美和

卓球女子で東京五輪２冠の陳夢（中国）が、次世代の日本を担う若武者に賛辞を送った。

世界ツアー、サウジ・スマッシュ（ジッダ）の準々決勝（９日）で陳夢は、日本のパリ五輪団体代表で１５歳の張本美和（木下グループ）と対戦。今回が３度目の戦いとなったが、陳夢は第１ゲームを１１―９で奪うと、第２、３ゲームも連取した。張本は第４ゲームを１１―９でとったものの、第５ゲームに力尽きた。

４―１で勝利した陳夢の戦いぶりを、中国メディア「捜狐」は「日本の才能ある少女・張本美和と対戦して、その強さとスタイルを示した。この試合は技術的な勝負であるだけでなく、精神的な勝負でもあったが、相手を圧倒した」と称賛した。

その上で試合後の陳夢のインタビューを紹介。張本について「張本美和選手と対戦するのはこれで３回目だが、彼女は非常にポテンシャルの高い若手選手。ボールの質も非常に高いです」と高評価を下したという。

女王も実力を認める張本の今後が楽しみだ。