【フィギュア】〝かなだい〟が選手時代にコーチから学んだモノ 高橋大輔氏は「レディーファースト」

イベントに登場した村元哉中氏(左)と高橋大輔氏

フィギュアスケートのアイスダンスで活躍した〝かなだい〟こと村元哉中氏と高橋大輔氏が、コーチから得た学びを明かした。

１１日に東京スカイツリータウンの特設リンク「スカイアリーナ」で小学生を対象としたスケート教室とトークショーを開催。抽選で選ばれた８人の子供たちにスケートのコツを伝授した高橋は「めちゃくちゃ上達が早くてびっくりした」と驚きを口にした。

トークショーでは司会者が「今日は子供たちに教える立場だったが、２人がコーチの方から教えていただいたことで印象的だったことは？」と質問すると、高橋は「どちらかと言うと礼儀作法を学んだ。海外とかに行くので、レディーファーストであったりとか、普段の振る舞いとかかな。例えば空港とか行って荷物が出てくる時は男性が女性の荷物を取るとか」と回想。村元は〝かなだい〟時代に指導を受けたマリーナ・ズエワコーチの「綺麗な真っ直ぐな道はもう地獄にしか行かない」との言葉が脳裏に残っているという。

最後には子供に向けてそれぞれエール。高橋が「スケートに限らず、楽しみを見つけるのがやっぱり一番のポイントかなと思う。自分がこれをやっていて楽しいのか楽しくないのかを感じながら過ごしていけばすばらしい道が開けると思う」と言えば、村元も「小さい時からいろんな挑戦をすることによって好きなことが見つかると思う。好きなこと１つ見つけると生きがいを感じると思うので、いろんなことに挑戦してほしい」とアドバイスを送った。