「コメダ珈琲」のコメダHD、既存店売上高はプラス成長を回復(2019年8月)
LIMO / 2019年9月16日 12時15分
「コメダ珈琲」のコメダHD、既存店売上高はプラス成長を回復(2019年8月)
注目小売店月次実績シリーズ
シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回はコーヒーチェーン店「コメダ珈琲」を運営するコメダHD(3543)の、2019年8月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。
直近の月次実績
2019年9月10日に更新されたコメダHDの2019年8月既存店売上高は、対前年同月比で102.6%とプラス成長になりました。なお、同社の客数・客単価の内訳は開示されていません。
また全店売上高も106.6%とプラス成長になっています。
今期の既存店売上高の振り返り
では、同社のこれまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は2月決算)。
既存店売上高は今期プラス成長を継続していたものの、7月に初めてマイナス成長へ転落。しかし8月はプラス成長を回復し、マイナス成長は1ヶ月にとどまりました。
全店売上高はプラス成長が継続しており、今期すべての月がプラス成長です。ただし期初は対前年同月比110%を超え高い成長率を見せていたものの、7月103.6%・8月106.6%と落ち着きを見せつつあります。
過去1年の株価動向
最後に同社の株価動向を見ていきましょう。
同社の株価は、2018年10月に高値2,400円を付けた後に反落しました。2019年に入り概ね2,000円~2,150円間のレンジ相場が続きましたが、8月に入り2,000円を割れた後は、年初来安値の1,950-2,000円付近での取引が続いています。
既存店売上高は8月にプラス成長を回復し、今期のマイナス成長は7月の1ヶ月にとどまりました。ただし期初に比べると既存店・全店ともに成長率は低下しています。8月のプラス成長回復が今後も継続するかが注目されます。
参考資料:2020年2月期 FC向け卸売売上前年比・総店舗数(https://ssl4.eir-parts.net/doc/3543/ir_material3/127109/00.pdf)
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