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もう無理…30代、40代のOL4人が語る「やめたくなる職場」

LIMO / 2019年10月9日 20時15分

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もう無理…30代、40代のOL4人が語る「やめたくなる職場」

毎日仕事に行くのがユウウツ、職場に行くと辛い。ストレスを抱えながら通勤している人も多いのではないでしょうか。我慢も限界だけど、自分のキャリアも大切にしていきたい。どうすれば…そんな30代、40代のOL4人から職場での辛いエピソードを聞きました。

30代、40代のOL4人から聞いた「職場であった辛いエピソード」

Aさん:仕事量の偏りと解消できない不公平感

あるIT企業で勤めるAさんは、「気づいた人が対処する」方式の職場にイライラしてしまうと言います。「気づいた人が対処すべきという職場だから、よく気がつく人や仕事をこなせる人に仕事が極度に集中します」と不満を抱えるAさん。

仕事にはさまざまなリスクへの備えが重要ですが、それに気がつきやすい人に仕事が集中し、仕事量にかなりの偏りがあるといいます。本来なら上司が全体を把握して配分していくべきなのですが、そうはいかないのが今の職場。

また、他部署からの依頼も「できる人」に集中しがち。何とか仕事をさばいているAさんですが、同じ部署のほかの社員は比較的のんびり。必死に取り組んでいる横で、おしゃべりの花が咲くことも。これでは不公平感でいっぱいになります。

Bさん:上司の怒声とセクハラにあふれる職場に辟易

IT企業で働くBさんは、セクハラとパワハラの多い職場に辟易としていると言います。
「IT企業だと言うのに、社内の体質は古いまま。怒鳴り声や罵声にあふれています」とのこと。営業ノルマの達成や新規アポ取りが最優先で、顧客企業のアフターフォローが後回しになることもあるのだとか。

さらに、「飲み会では毎回セクハラのオンパレード」なのだと言います。人事に訴えても伝わらず、職場は毎日嵐のよう。早く転職しようと心に決めているのだと話していました。

Cさん:女性同士の当てつけに戸惑うことも

証券会社勤務のCさんは、女性が多い職場で仕事に対するモチベーションの差に戸惑うことがあると言います。
Cさんの周りの総合職の女性は、仕事をバリバリやっていきたいという人が多いそう。しかし、同じ職場には一般職やエリア総合職の人もいます。「仕事をするのは結婚まで」と割り切っている人もいるのだとか。仕事に対するスタンスは人それぞれだと理解しているCさんですが、頑張って仕事をしているのに職種の違いのためか、羨みや妬みなどの当てつけも。女性同士なのに…仕事を頑張っているのに…辛さを感じてしまうといいます。

Dさん:男性優位な職場に不満

銀行で働くDさんは、「男性優位な職場に腹が立つ」と話します。
「今の上司は男同士で飲みに行ったり、ゴルフに行ったり。女性の部下はどうしても避けられてしまう」と不満を感じています。女性の管理職が非常に少ないこともあり、男性のほうがかなり有利だと実感することがあるようです。努力しているのにやりきれないですね。

自分の道は自分で決める「キャリアプラン」の作り方

これらのエピソードのように、職場の状況に堪えられず、中には転職を考え始める方もいるのではないでしょうか。今の職場に流されず、仕事や環境を変えていこうと思った時、重要なのがキャリアプランです。

キャリアプランとは、人生のビジョンを設定して、実現のために必要な知識・スキルなど具体的なステップを定めていく長期計画になります。次の職場で同じようなトラブルを抱えないためにも、企業リサーチと自分の軸を大切にしていきましょう。

キャリアプランを設定するポイント

人生のビジョン

まず、目標となる将来の自分の理想像を設定します。仕事や家族、趣味に関することも含めて「〇歳の頃にはこうなっていたい」という理想の姿を描きます。例えば、「40代には独立開業する」「30代のうちに業務関連の資格を取得する」「昇進・昇給して50歳までに早期リタイアする」といった具合です。

ビジョンの実現に必要なステップとアクション

人生のビジョンを設定したら、その実現に必要なステップを考えます。経験(営業経験、実務経験など)、知識(経営知識など)、スキル(コミュニケーション能力など)ごとに今の自分に足りないものを探します。例えば、「マネジメント経験」「財務面の資格」などがあります。目標に向けたステップを見つけると、次に必要となるアクションもはっきりしてきます。このようなキャリアプランや自己分析をもとに転職活動を進めていくと、面接でもスムーズに自分を表現することができるはずです。

退職代行サービスはなぜ流行っている? 最近の退職事情とは

近年、退職代行サービスが注目されています。退職の代行とは、退職希望者の代わりに退職希望の旨を会社に伝えたり、退職届や貸与品等の手続きを郵送で代行したりするサービスです。利用者の中には退職を自分から言い出しにくい環境で働いている人が多く、中には辞めさせてくれないというケースもあるようです。そこで代行サービスを経由することで、会社と接点を持たずに退職関連の手続きを完了できるということになります。

就業中の問題や退職関連のトラブルについては労働基準局監督署や弁護士への相談が一般的でしたが、退職代行サービスであればインターネットなどでより気軽に相談できて価格も比較的安価だというメリットがあります。

ただし、業務や給与に関するトラブルなどは正式に弁護士に依頼して法的な手続きを踏む方が確実でしょう。退職代行はあくまで一定の範囲内に限られるサービスです。しかし日々の仕事に追われながらも相談・依頼のできる選択肢の一つでもあるといえます。

まとめ

転職の際には企業のリサーチをしっかり行い、キャリアプランを目標に進んでいきましょう。

スムーズに転職できるといいのですが、離職しにくい等のトラブルを抱えている場合は退職代行サービスなどの選択肢もあることを念頭に置くと、心理的・時間的な負担を減らすことができそうです。

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