100均の仮装でもハロウィンを楽しむ子どもの無邪気さに癒される~地方で感じる定着度
LIMO / 2019年10月30日 10時15分
100均の仮装でもハロウィンを楽しむ子どもの無邪気さに癒される~地方で感じる定着度
すっかり秋のイベントとして日本に定着したハロウィン。毎年ニュースで渋谷の喧騒が取り上げられていますよね。ハロウィンを楽しんでいるのは都市部の人達だけと思われがちですが、地方にも浸透しています。渋谷のような派手さはありませんが、子供を中心に秋に欠かせないイベントになっています。
そこで今回は、地方の子供達にハロウィンが受け入れられているリアルな様子をご紹介していきたいと思います。
お菓子に釣られて…地方の子供もハロウィンが大好き!
9月も半ばになると、多くのスーパーでハロウィンのお菓子コーナーが設けられます。大手メーカーの人気商品を筆頭に、ハロウィン限定のパッケージで登場し、子供達の目を引きつけています。
筆者の子供達や近所の子の様子を見ていても、みんながハロウィンを楽しみにしているのは確かです。由来云々は素通りし、「子供はお菓子が貰える日」と誕生日やクリスマスの次くらいに楽しいイベントとして定着しています。
純粋に「仮装をしてお祭り騒ぎできるから好き」というのが子供の意見です。ちょうど夏休みと冬休みの間で、大きなイベントのない時期というタイミングの良さも支持率が高い理由と感じています。
筆者の家でも10月に入るとハロウィン仕様のお菓子の大袋を購入し、100均で買ったジャックオランタンのバケツに入れます。子供のお友達が家に遊びに来た時にお茶菓子としてテーブルに出すと、みんな喜んでくれます。
地方でのハロウィンの浸透は100均の存在が大きい
地方でハロウィン関連のグッズを買う時、100均は欠かせない存在です。夏休みの終盤、お盆を過ぎると100均の棚には早くもハロウィンのアイテムが並び始めます。
100円だと親の方もついつい財布の紐が緩くなりがちですが、数百円で仮装セットを揃えることができるのは嬉しいところです。また、地方のショッピングセンターにはたいてい100均が入店しています。こういった100均を利用することで、気軽にハロウィンの雰囲気を楽しむ家庭が増えているのではないでしょうか。
筆者自身も、100均のハロウィングッズを毎年買っています。年によって違った商品が並びますし、100均のお店によって扱うものが異なっています。
また、夏から10月まで長期間並んでいることもあり、「今年はどんな商品があるのか」とついつい買ってしまうという知り合いのママたちも多いようです。玄関やリビングに置物を置くだけでもハロウィンを演出することができるので、100均は心強い味方となっています。
学校のお楽しみ会でハロウィンパーティーをすることも
担任の先生によっては、学校のお楽しみ会でハロウィンパーティーをするクラスもあります。飲食は禁止ですが、生徒が仮装をしてお楽しみ会をします。
たいていの女の子は仮装用の衣装や髪飾りなど何かしらのハロウィングッズを持っていますが、男兄弟しかいない子はそういったアイテムを持っていないケースがあります。そこで慌ててお母さんに「ハロウィンの衣装を買ってきて」と頼む男の子もいて、実際にスティックとフランケンシュタインのお面を購入した近所のママもいました。
これまで筆者が耳にしている範囲では、学校のお楽しみ会でハロウィンパーティーを開催する先生は、女性率が高く年齢層も30代未満の傾向があります。学生時代にハロウィンの風習が広まり、先生自身も楽しんだことがあるのでは、と感じています。
ちなみに、筆者の子供達はこれまでハロウィンパーティー開催をしてくれる先生と巡り合ったことがないため、毎年「いいな」と羨ましがっています。
仮装をして公園に集まる子供達の姿に親も癒される
秋が深まり、もうそろそろ冬の足音が聞こえ始めるハロウィンの時期は、子供達が放課後元気に外遊びできる最後の時期でもあります。
誰かひとりでも仮装をして公園で遊んでいると、それを見た子供達が自然と集まってきます。公園の近くに住んでいる就学前の子も、親にねだって可愛い衣装を来て参加することもあるので、学年関係なく過ごすその様子を見ていると、親の方も癒されます。
小さい子はプリンセスや戦隊や仮面ライダー風の仮装、小学生になると子供の個性がはっきりと出る仮装で出てきます。毎年、近所の公園で即席のハロウィンパーティーを見ていますが、「1年でこんなに大きくなったのね」と近所に住む子供の成長を感じる機会にもなっています。
牧歌的で和やかなハロウィンを楽しめる子供時代
派手さはないものの、「みんなで楽しく過ごそう」と子供が感じる地方のハロウィンは、都市部で見られるような大人が問題行動をするハロウィンとは異なり、とても和やかです。しかし、成長すればハロウィンの過ごし方も変わるのは当然でしょう。
仮装をして公園で遊ぶ小学生の横を下校中の中学生が通る姿を見ると、「こうして子供が無邪気に遊ぶ時間は残りわずか」と感じてしまうこともあります。複数の先輩ママさんに聞いても、仮装を楽しむ中高生はほとんどいないようでした。
ハロウィンというイベントを嬉々として受け入れいてる子供の様子を見ると、「いつまで楽しんでくれるのだろうか」と一抹の寂しさを覚えますが、素直に親子で楽しむことが大切なのかもしれません。
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