牛丼「すき家」のゼンショーHD、下期プラス成長スタートも伸び率は今期最低に(2019年10月)
LIMO / 2019年11月7日 12時15分
牛丼「すき家」のゼンショーHD、下期プラス成長スタートも伸び率は今期最低に(2019年10月)
注目小売店月次実績シリーズ
シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回は牛丼チェーン店「すき家」他を運営するゼンショーHD(7550)の、2019年10月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう
直近の月次実績
2019年11月1日に更新された、すき家の2019年10月既存店売上高は、対前年同月比100.8%となりプラス成長。内訳は客数98.4%、客単価102.4%であり、客数のマイナスを客単価がカバーした結果、売上高はプラス成長となりました。
全店売上高も100.6%とプラス成長であり、既存店・全店ともに小幅なプラス成長となりました。
今期の既存店売上高の振り返り
では、同社のここまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は3月決算)。
今期の既存店売上高は7月のマイナス成長(98.6%)以外は、全ての月でプラス成長を維持。客数は7月及び10月にマイナスとなりましたが、客単価は全ての月でプラスとなっています。ただし10月の既存店売上高100.8%は、今期最も低い伸び率です。
全店売上高は7月のマイナス成長(98.5%)以外は、全ての月でプラス成長を維持。ただし既存店同様、10月は今期最も低い伸び率となりました。
過去1年の株価動向
最後に同社の株価動向を見ていきましょう。
同社の株価は昨年から、2,900円台の天井と2,000-2,100円の底のレンジ相場の中にあります。10月に一時2,500円台にまで上昇しましたが、価格の維持ができずその後下落しました。現在は2,200-2,300円付近での取引が継続中です。
既存店及び全店の売上高はいずれも、概ね対前年同月比でプラス成長を維持していますが、下期に入り伸び率が落ちる結果となりました。下期もプラス成長を維持することができるのかが注目されます。
参考資料:月次売上推移 (2020年3月期)(https://www.zensho.co.jp/jp/ir/finance/monthly/)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
2期連続で減益…負け組だった「ワークマン」が復活? 株価上昇は円高、異常気象が要因か
MONEYPLUS / 2024年9月5日 7時30分
-
ファーストリテ株が一時2%超安、ユニクロ大幅増収でも全体相場に連れ安
ロイター / 2024年9月4日 10時18分
-
優待銘柄で注目の「すかいらーく」、店舗数が減っても決算が好調な理由
MONEYPLUS / 2024年8月29日 7時30分
-
宅配便ヤマトが"逆張り値下げ"荷物争奪戦が過熱 「2024年問題」に直面するタイミングでなぜ?
東洋経済オンライン / 2024年8月21日 8時40分
-
飲食店の倒産が過去最多…すき家、大戸屋の運営元が“逆境下でも業績好調”なワケ
日刊SPA! / 2024年8月18日 8時52分
ランキング
-
1アップルウォッチに「睡眠時無呼吸症候群」の検知機能搭載、今月から利用可能に…エアポッズに補聴器機能も
読売新聞 / 2024年9月16日 14時55分
-
2円上昇、一時139円台半ば 1年2カ月ぶり高値水準
共同通信 / 2024年9月16日 17時43分
-
3伊外相、中国製EV追加関税支持 中国商務相との会談控え
ロイター / 2024年9月16日 20時11分
-
4首都高イチ「初見殺しのJCT」これで解決!? “予想外の分岐”カラフル化で分かりやすく!
乗りものニュース / 2024年9月16日 16時42分
-
5チョコ原料確保に企業奔走 「カカオショック」で高騰
共同通信 / 2024年9月16日 16時32分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください