専業ママは何してる?!「家事なんて一時間」パパやワーママからの声…その活動とは

LIMO / 2020年2月13日 9時45分

子供たちも幼稚園や小学校に通いはじめ手が離れているはずなのに、パートをするわけでもなく家にずっといるママ友。病気のようにも見えないし、毎日家にいるのは正直暇なのでは…。パパやお仕事を持っているママからすると、専業主婦の生活はそんな風に感じることもあるようです。

いえいえ、とんでもない。専業ママたちは口をそろえて「やることが尽きない」といいます。やってもやっても尽きない家事。一体、何をそんなに忙しく活動しているのでしょうか。

料理をしていると午前中はあっという間

専業主婦の中には夕食の支度を午前中に済ませるという人も多いようです。

・「夫は健康診断の結果『糖尿病予備軍』と言われました。甘いものが大好きな夫。注意してもなかなか節制してくれないので、私が本格的に食事の管理をすることにしました。夫のためのメニューだと育ち盛りの子供には満足できないため、結果倍の料理を毎日作っています。気が付くと半日料理していた…なんてことも少なくありません」

・「小学生と幼稚園の子供がいます。二人ともやりたいお稽古がバラバラなため、午後はほとんど習い事の送迎で家にいません。夕方は上の子の宿題をチェックしてあげたり下の子のピアノの練習に付き合ったりとバタバタしているので、夕食の支度は午前中に済ませないと我が家はまわりません」

・「うちの幼稚園はあっという間にお迎えの時間になります。午前保育の日もあるので夕食の下ごしらえ、掃除機をかけただけでお迎えの時間なんてこともよくあります。一言に幼稚園に通うといっても、バスの関係で15時くらいまで帰ってこない子のおうちとは同じように仕事にいくことはできません」

デキル主婦の掃除に終わりなし

また、キレイ好きな人にとって掃除というのは終わりのない行為です。筆者などは「掃除機は10分でかけられる」タイプですが、それらは物をどかさず四隅をぐるっとかけるだけの場合。毎回掃除機の口を変えわずかなすきままでキッチリかけたり水拭きをする人とは、かかる時間が違うのは当然です。

・「うちの子供たちはハウスダストアレルギーです。毎日掃除をしていても体調によっては咳がひどくなるので、掃除は気が抜けません。拭き掃除を毎日するようになり、掃除機ではとれないものがいかに多いか気が付いてからざっくり掃除機だけかけるというのができなくなりました」

・「分譲マンションに住んでいます。夫の定年後は田舎に住みたいと話しているので、この家はなるべくキレイに維持したいと思っています。以前お掃除業者さんに見積もりを出してもらったことがあるのですが、驚くような金額でとても全部をお願いできないなと思いました。以来『だったら私が価値を落とさないように維持してみせよう！』という気持ちが高まり、普段から細かなところまで掃除をしています。同じマンションのお友達からは『同じ年数住んだ家とは思えない』といわれるほどなので、やっぱり時間をかけて掃除する価値はあるなと。パートなども魅力的ですが家がぐちゃぐちゃだとイライラするので、専業主婦でいたいです」

・「一軒家に住んでいます。庭の掃除やベランダ掃除、畑の水やりなどしていたら時間はあっという間です。また、うちのあたりでは町内会の掃除や当番などもあるので午前中は大忙し。お仕事をしながらの方もいますが、ご主人が協力的なご家庭が多い気がします。夫が手伝わない我が家は、私は専業主婦でいないと無理だと思います」

特別なところも普段から掃除をしているデキル主婦たち。お風呂場や電子レンジ、網戸や下駄箱に空気清浄機…手入れするべきところは確かに無限にあります。

子供がいたらできないこと

幼稚園ママたちは入園までの約3年間、子供たちとべったり。ようやく離れた時間を利用して「子供がいたらできないこと」を堪能している人もたくさんいます。

・「夫は会社帰りにジムに通っていますが、私は午前中のあいたスキマ時間を利用して体を動かしています。本当は設備の整ったところでキチンとやりたいのですが、節約のためウォーキングやランニング、自宅でヨガやストレッチなど独身のときやっていたことを久しぶりにしています。夫婦で健康寿命を延ばすことが目標なので、欠かせない時間です」

・「今年から本格的に裁縫をはじめました。子供たちがいると集中して作業ができないので、この時間はかなり貴重です。子供の服や自分の小物などが今は中心ですが、目標はネット販売。友人がかなりの収入を得ているので、自分も頑張ってみようと奮起しました。在宅でできる仕事として成り立つまでは『趣味』と言われてしまうかもしれませんが…」

たかが3時間、されど3時間。スキルを磨いたり身体を整えるには充分な時間です。