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モラハラ夫や父…その原因とは?「負の連鎖」に巻き込まれない対処法はある?!

LIMO / 2020年2月15日 20時20分

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モラハラ夫や父…その原因とは?「負の連鎖」に巻き込まれない対処法はある?!

パートナーに対し、相手の人格を否定したり嫌味をいつまでもネチネチといい続けたりするそれらの行為は、モラルハラスメントに当てはまるといわれています。中には「でも実際事実だから仕方ない」なんて受け止めてしまい、抜け出せないで苦しんでいる人も多数いるようです。

モラハラによる具体的な行動・態度とは?

法律情報サイトLEGAL MALLの「モラハラにあたる具体的な行動・態度(家庭編)(https://best-legal.jp/moral-harassment-how-to-solve-7356#i-5)」によると、家庭で問題となるモラハラ行為には、以下のようなものがあります。

• 妻(夫)をとことん貶める
• 暴力を振るわず、暴言を吐く
• 相手を認めない
• 平気で嘘をつく
• 自分の間違いを認めない
• 妻(夫)を異常に束縛する
• 子どもに妻(夫)の悪口を吹き込んで、洗脳する
• 細かい、欲が深い

モラハラが起こるシチュエーション

モラハラにはさまざまなパターンがあります。容姿をバカにすることからはじまり、性格・能力・学歴・仕事や家事、なんと家庭環境まで。こういった環境は、もしかしたら「負の連鎖」が起こしてしまっているかもしれません。それでは、一体どのようなことが関係しているのでしょうか。

ありとあらゆることに対しモラハラはおこなわれています。では、どうしてこのようなことが起こるのでしょうか。

自分が全否定されてきた

モラハラ夫は、もしかしたら自分も同様の言葉をかけられてきたのかもしれません。その結果、自分より勝っていない相手を見つけ、そこを攻めて優位に立つ。そのことで自分のコンプレックスを本人も気づかないうちに埋めようとしている可能性があります。年収や学歴で妻をバカにするタイプの夫は、もしかしたら家の外ではそれらのことに対し負い目を感じているのかもしれません。

完璧すぎた親への憧れ

親がしっかりしすぎて過干渉だった場合、大人になっても自分で決めることができない人もいるようです。「当時の自分の親と比べ、お前は劣っている」といった基準で、自分の考えではなくあくまで自分の記憶の中の親と比べ、妻を攻めている可能性は大いにあります。

人のせいにして生きてきた

モラハラ夫は、どんなことでも妻の責任にしてきます。おそらく、今までの人生でうまくいかなかったたびに、他人のせいにして生きてきたのかもしれません。もしくは、自分が親からされて傷ついた経験がある可能性も。口がうまく、高圧的なモラハラ夫に責められていると「怒らせる私が悪いんだ」と思ってしまいます。しかし、怒号や高圧的な態度に負けず冷静にその言葉に耳を傾けると、その内容は「どうにかして失敗した責任を他人に押し付けたい子供」と同じようなことを繰り返し言っていることに気が付くのではないでしょうか。

モラハラの原因は過去?

こうしてみてくると、モラハラはモラハラ夫の過去に起こったことに連鎖していることに気が付きます。すべてのことではなくても、傷ついた事柄が本人の大切な根幹を決めるような出来事になっている可能性もあるかもしれません。

母親に愛されず寂しかった。そのため、相手の愛情を試すかのように「どこまで言ったら相手は怒るか、自分を見放すか」試してみたり。自分が言われてきたことをいう側になることで、自分が優位に立ったと感じているのかもしれません。

また、モラハラを受ける側の妻も「母も同じようなことを父親からいわれていた」なんていう場合もあります。何十年も耐え続けてきた母を思い出すと「今の自分はあの頃の母親よりまだマシ」なんて考えてしまい、ますます我慢を続ける結果となってしまうこともあるようです。

連鎖は断ち切れる?!

それでは、辛い過去を持っているのであればパートナーを傷つけていいのでしょうか。また、同様に我慢をする母の背中を追っているだけで、解決する日がくるのでしょうか。

・「結婚するまで優しかった夫は、結婚後に典型的なモラハラ夫になってしまいました。出産後に専業主婦になった私に対し『俺が養ってやっている』『誰のおかげで生活できてると思うんだ』と繰り返します。最初はいちいち反応し、傷ついたりしていましたが、友人から『モラハラ夫は妻が悲しんだり落ち込んだりする姿がみたいの!反応しちゃダメ!』といわれたのをきっかけに『この人は他に自分に価値を見いだせない人なんだな』という目で見るようになりました。本当はすぐにでも離婚をしたいのですが、子供の学校のこともあるので、もう少ししたら別れようと思っています」

・「何か気にくわないことがあると家で当たり散らす夫。どうやら義父から同じことをやられていたようです。私だけなら我慢もしますが、娘や息子がそんな姿を見るのが耐えられませんでした。夫は私が実家を頼れないことに安心し、離婚をいい出せないと思っていたようです。しかし、子供への影響を考えた結果、離婚したい気持ちを伝えました。すると、夫は態度を一変。『どうしても昔の父のような態度を取ってしまう。それを止める方法が思いつかない』と告白されました。一度は別れを決意した私ですが、夫がカウンセリングに通ってくれるのであれば、やり直すことを提案。まだわかりませんが、一緒に連鎖を断ち切っていきたいと思います」

実は、モラハラ夫自身もそんな自分に気付いてはいるものの、その態度を止める術がわからず悩んでいる場合もあるようです。

まとめ

もしそのモラハラが連鎖的なものであれば、相手もある意味、被害者です。しかし、自分が過去に傷ついたことは、他の誰かを傷つけていい理由にはなりません。また、人と比べて「自分はダメな人間だから我慢するしかない」などと考える必要もありません。一人で悩んでいるとついつい相手のペースに乗せられてしまうものです。もし近くに相談できる相手がいないようであれば、公共機関の窓口やカウンセラーを利用してみてはどうでしょうか。

さまざまなことが絡み合ってくるかもしれませんが、まずは「傷ついている自分」を大切にしてあげてください。

参照:法律情報サイトLEGAL MALLの「モラハラにあたる具体的な行動・態度(家庭編)(https://best-legal.jp/moral-harassment-how-to-solve-7356#i-5)」

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