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新型コロナで利用者激減のJR東海が大幅安! 日経平均株価は大幅反落

LIMO / 2020年3月12日 7時20分

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新型コロナで利用者激減のJR東海が大幅安! 日経平均株価は大幅反落

【東京株式市場】 2020年3月11日

株式市場の振り返り-日経平均株価は大幅反落、終値は2018年末以来の19,500円割れ

2020年3月11日(水)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

日経平均株価 19,416円(▲451円、▲2.3%) 大幅反落

TOPIX 1,385.1(▲21.5、▲1.5%) 大幅反落

東証マザーズ株価指数 633.9(▲31.4、▲4.7%) 大幅反落

東証1部上場銘柄の概況

値上がり銘柄数:393、値下がり銘柄数:1,718、変わらず:54

値上がり業種数:5、値下がり業種数:28

昨年来高値更新銘柄数:0、昨年来安値更新銘柄数:18

東証1部の出来高は19億9,632万株、売買代金は3兆1,263億円(概算)となり、いずれも前日より減少しました。

前日の米国株式相場の急反発(NYダウは+1,167ドル上昇、暴落の6割弱を取り戻し)を受けてリスクオフモードが緩みましたが、全般的には模様眺めムードが強まりました。

ただ、下値を拾う動きも多く見られたため、売買代金は活況の目安である3兆円超を維持しています。

そのような中、日経平均株価は再び下値を模索する展開となりました。寄り付きは安かったものの、その後一時+107円高まで上昇し、20,000円台回復目前まで迫りました。

しかし、その直後からほぼ一貫して下落基調が続き、大引け直前には一時▲474円安まで下落する場面が見られています。

結局、大幅反落となって終値ベースでは2018年12月26日以来となる19,500円割れとなりました。ただ、前日の取引時間中に付けた昨年来安値(18,891円)に迫るような下落ではなかったようです。

なお、TOPIXも同じような値動きで大幅反落となり、終値でも再び1,400ポイントを下回りました。

東証マザーズ株価指数は▲5%安に迫る大幅反落、売買代金は再び1,000億円を下回る

東証マザーズの出来高は8,236万株、売買代金790億円となり、いずれも前日より大幅に減少しました。新興市場では個人投資家の模様眺めムードが鮮明となり、売買代金は再び1,000億円を下回っています。

さらに、新規上場(IPO)銘柄への資金シフトに伴う換金売りが相応に出たと見られ、株価指数は▲5%安に迫る急落となりました。いよいよ600ポイント割れが近づいてきたと言えそうです。

NECなどハイテク株が軒並み大幅下落、東海道新幹線の乗車率半減のJR東海も大幅安

個別銘柄では、ソニー(6758)、NEC(6701)、富士通(6702)など、前日に買い戻されたハイテク株が軒並み大幅安となりました。

中でも、東京エレクトロン(8035)、アドバンテスト(6857)、ルネサスエレクトロニクス(6723)といった半導体関連はいずれも終値が▲5%超安の急落となっています。

また、3月上旬における東海道新幹線の乗車率が前年比で約半減となったことを受け、東海旅客鉄道(9022)が▲4%安に迫る大幅下落となっています。

さらに、通信株も総じて値を崩し、ソフトバンクグループ(9984)、KDDI(9433)、NTTドコモ(9437)がいずれも▲3%超安で引け、楽天(4755)も冴えない値動きでした。

その他では、政府によるイベント自粛要請の10日間延長を受け、オリエンタルランド(4661)が大幅下落の安値引けとなったことが目を引きました。

一方、銀行株が引き続き買い戻され、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)や三井住友フィナンシャルグループ(8316)が堅調に推移しました。

また、ファナック(6954)や日産自動車(7201)など直近の株価下落がきつかった銘柄への買戻しが出たことが注目を集めたようです。

新興市場(東証マザーズ)では、ユーザベース(3966)が急落して昨年来安値を更新し、アンジェス(4563)やブライトパス・バイオ(4594)なども急落しました。

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