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コロナ太りの大敵「モナリザ症候群」とは

LIMO / 2020年9月6日 10時0分

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コロナ太りの大敵「モナリザ症候群」とは

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響でテレワークが浸透してから、「コロナ太り」という言葉を見ることも珍しくなくなった。オフィスまでの通勤もなくなり、運動をすることも減り、口さみしさからついついお菓子や冷凍食品に手が伸びてしまう……当てはまる人も多いのではないだろうか。

「5分の運動でも脂肪は燃えます」「ダイエットはオーダーメイド」日本肥満予防健康協会(https://www.himanyobou.jp/) 理事長で5,000人以上のダイエット指導者を育成してきた藤田賢史さんの口からは、意外な言葉がいくつも飛び出した。また、同協会が2020年5月にリリースした「スマートスタイル検定」とは一体どのような検定なのか?検定のもつ魅力と、新しい生活様式に対応するダイエット法を藤田さんに伺った。

食べるスピード>食べる順番

「自宅にいることも多いと思いますので、なにかを作ることに挑戦するのもいいかもしれませんね」 

自分で作る場合は塩よりも香辛料を使うようにする、油を使うよりも煮る、炊くようにするなど、作り方を工夫できるのが大きなポイントだと藤田さんは言う。

食べる順番よりも食べるスピードが大事、とのアドバイスもあった。

「野菜を先に食べる、といった順番を意識するよりも食べる時間を長くすることの方が効果的です。実際に食事をして脳が満腹を感じるまでにはラグがあるので、食事時間は20~30分かけることを勧めています」

5分だけ我慢ダイエット

自炊を頑張っていても、どうしても間食が恋しくなってしまいがち……そんなときはどうすればよいのだろうか?

「まずは5分我慢してみてください。空腹はそれほど長くは続きませんので、その5分我慢できるかどうかが大事になってきます。それでもどうしても食べたい……ということであれば、あらかじめ低カロリーのダイエット食を用意しておくのもいいですね」

せっかくなら、我慢をする5分間でエクササイズをすれば空腹も紛れやすく効果的、と藤田さんは付け足す。

「『最低20分は運動しないと脂肪は燃えない』といった情報をみかけることもありますが、脂肪は5分の運動でも燃えます。有酸素運動と無酸素運動のどちらも違った効果がありますが、短時間なら無酸素運動の筋トレがおすすめです」

ダイエットの大敵「モナリザ症候群」

テレワークの場合、自宅で仕事をするため、オフィスとは違い昼間でも気が緩んでしまう。そうすると、交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかなくなってしまい、太りやすくなってしまうのだ。

その状態を「モナリザ症候群」というのだそう。(モナリザ症候群:Most obesity known are low in sympathetic activity=肥満者の大多数は交感神経の働きが衰えている)

「太っている方はもともとメリハリをつけることが苦手なことが多いです。メリハリをつけるためにできる身近な手段として、私はいい姿勢を保つことをおすすめしています。立派な運動、筋トレにもなりますので、まずはそこから気をつけてみてはいかがでしょうか」

Webで完結!スマートスタイル検定とは

成人男性の約70%、女性の約80%がダイエットの経験があり、約4,000万人もの人が「ダイエットをしたい」と思っている現代だが、巷にあふれるダイエット商品やダイエット情報のなかには、効果がないだけではなく安全性までもが危ぶまれるものもある。もちろん効果のある商品や情報もなかにはあるが、「選ぶ」という行為にも知識はかかせない。

では、どうすれば正しい知識を自分のものにできるのだろうか。そんな疑問を持つ人たちにうってつけなのが「スマートスタイル検定」だ。

いつでもどこでもかんたんに勉強ができるように、スマホやPCで対策テキストを無料ダウンロードすることができるほか、YouTubeで対策講座を受講することもでき、確実に合格を目指せる。また、スマートスタイル検定はWeb受検のため、勉強から受検まですべてがスマホやPCで完結。忙しい現代人にもぴったりだ。

現在は3級のみ受検可能だが、今後2級、1級もリリース予定で、1級を取得するとJOPHダイエットアドバイザーの資格も取得することができる。スマートスタイル検定に合格すると、自分の健康やダイエットに役立つだけでなく、仕事として活かす道もひらけてくる。

ダイエットはオーダーメイド

「多くのダイエット情報はフリーサイズの服と同じです。ぴったり合うこともありますが、合わないこともよくあります。どのようなダイエット方法を組み合わせるとよいのかということも、もちろん人それぞれです」

藤田さんは「情報を見極める力も大切です」と続けた。

「本来ダイエットはオーダーメイドです。それでいて自分にはわかりづらいものです。自分になにが合っているのか客観的に判断をするためにも、『プロの知識を得る』ことがこれからの時代は必要になってくると思います」

インタビュイーのプロフィール

日本肥満予防健康協会(https://www.himanyobou.jp/) 理事長 
藤田 賢史

日本肥満予防健康協会(https://www.himanyobou.jp/)の設立時より理事、講師として活動し、年間60回以上の講演、セミナーを開催。アドバイザー育成にも力を注ぎ、全国で5,000人以上のダイエット指導者を育成。「肥満と健康に関する知識の普及」を目的に、独自の検定事業「スマートスタイル検定(肥満予防健康検定)」の運営なども行なっている。

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