「小学生と中学生の塾通い」みんなの月謝はいくら？

4月になって新学期が始まりました。「子どもの成績をもっと上げたい」「学校の勉強についていけるか心配だ」という親御さんもいるでしょう。

最近では、多くの小学生や中学生が塾に通うようになりました。そこで、今回は株式会社インタースペースが運営する「ママスタまなび」でおこなった「小学生・中学生の塾通いに関する実態調査（https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000202.000013544.html）」を参考にし、塾通いの頻度や月謝を明らかにしていきましょう。

なお、本調査の対象は、小学生・中学生のお子さんがいるママ1,037名です。

小学生4人に1人・中学生2人に1人が塾通い

まず、「現在お子さんは学習塾・進学塾（自習型学習塾や通信教育・家庭教師などは除く）に通っていますか？」と質問したところ、小学生の場合は24.3％が、中学生の場合は54.2％が「学習塾・進学塾に通っている」と回答しました。

小学生は4人に1人、中学生は2人に1人が学習塾・進学塾に通っているという計算になります。

受験のために通い始めた方がもっとも多いですが、「学習習慣が不安なため」「成績が不安なため」「保護者が家で勉強をみるのが難しいため」という理由も少なくありません。

また、お子さん本人が通塾を希望するケースもあります。友達が通っていると、通いたくなったり通わないといけないものだと思ったりするのかもしれませんね。

個別指導塾も集団指導塾も人気

次に「お子さんは個別指導塾・集団指導塾のどちらに通っていますか？」という質問をしました。

すると、小学生の場合は「個別指導塾（45.2％）」「集団指導塾（49.2％）」とほぼ同等の結果になっています。

また、中学生の場合は「個別指導塾（53％）」「集団指導塾（41.1％）」という結果になりました。中学校へ進学すると、個別指導塾へ通うお子さんがやや増えるようです。

さらに、個別指導塾・集団指導塾の両方に通っているお子さんも少なからずいました。小学生では4％、中学生では4.8％です。学校での勉強や宿題、部活などの時間を考えると、忙しい毎日を送っているようですね。

塾通いは週2回以下⁉

さて、塾通いの頻度はどのくらいなのでしょうか。「お子さんは週何日、塾に通われていますか？」と質問しました。

すると、小学生の場合は「週1日（35.6％）」「週2日（38.4％）」「週3日（16.4％）」「週4日（7.9％）」「週5日（1.7％）」という結果になりました。

また、中学生の場合は「週1日（19％）」「週2日（47％）」「週3日（23.2％）」「週4日（6.5％）」「週5日（3％）」「週6日（1.2％）」という結果です。小学生・中学生ともに週2回以下であることが多いようです。

塾選びで重要視したこととしては、教室までのアクセスの良さを挙げる親御さんも少なくありませんでした。帰りは夜遅くなることもあるので、安全性や利便性も考慮しています。

ほかには、塾選びの際に月謝や塾の費用を重視している方も少なくありません。それでは、塾の月謝はどのくらいが目安になるのでしょうか。

塾の月謝は1～3万円が多い

「お子さんが通う塾の月謝はいくらですか？」と尋ねたところ、小学生・中学生ともに3万円以下である方が半数以上を占めます。もっとも多い回答は「10,001～20,000円」という回答でした。

小学生よりも中学生のほうが塾の月謝が高くなる傾向があります。毎月3万円以上かかるとなると、けっこうな負担になるのではないでしょうか。

おわりに

今回は、小学生・中学生の塾通いに関する実態調査をみていきました。

受験を控えたり、学習習慣を身につけたりするために塾通いを始める方は少なくありません。毎月1万円あるいは2万円や3万円ほどかかるのは負担ですが、お子さんのことを考えると頑張ってしまいますよね。

ただし、塾通いがお子さんの負担になりすぎてはいけません。お子さんと塾の雰囲気が合うかという点も十分考慮したいところです。

参考資料

「小学生・中学生の塾通い（https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000202.000013544.html）」株式会社インタースペース