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みんな憧れる有名企業や大企業に入ってよかったこと、悪かったこと

LIMO / 2021年11月20日 19時30分

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みんな憧れる有名企業や大企業に入ってよかったこと、悪かったこと

就職活動から始まる就職は人生に追って大きなライフイベントであるというのは誰にとっても同じでしょう。2023年卒の学生の皆さんも、来年の春から始まる本格的な就職活動を前に、業界研究や企業研究にいそしんでいることかと思います。

今回は、そうした厳しい就職活動を経て、人気ランキング上位に就職をした男女に有名企業や大企業に就職した方に、「入ってよかったこと、悪かったこと」を中心にインタビューしてみました。

人気企業や大企業に入ってよかったこと

地方出身で都内の私立大学から就職人気ランキングでも毎年上位にランクインするグローバルでみても大手企業に入社したAさん。

Aさんは人気企業に入社して、どんな点をよかったと感じたのでしょうか。

「今思えば、基本的に優秀な上司や同期が多かったですね。仕事に関しても、細かな点まで厳しい上司や先輩もいましたが、その様子を見て周りがフォローしてくれたりして、自分が思ったよりも成長できた感じがします。理不尽なことを言われてトイレで泣いた記憶もありますが、今となってはよい思い出です」

大企業に入社するメリットとしては「ネットワーク」を挙げる人も多いですが、この点についてはどうだったのでしょうか。

「いわゆる総合職の同期は150人くらいだったのですが、多くもなく少なくもなくという感じで、みんな研修でよく知っている状況でした。最初の配属でみんな全国にばらばらになるのですが、(コロナ前の話ですが)事ある度に飲み会をして、お互いの近況をアップデートしていました。それぞれが仕事でのポジションも上がっていく中で、つながりがあれば話が早いことも多く、『ああ、大企業の仕事って、こういう関係が大事なんだなぁ』と実感したことも多々あります」

「私はその後、新卒で入社した会社を転職してしまいましたが、その後もジごとで接点があることもあり、同期に相談をすると話が早いことも体験しました。この時に大企業のネットワークの強さも体験しました。はっきり言って、大学での先輩後輩のつながりよりも、仕事での先輩や同期のつながりの方が価値はあると思います」

関東地方出身で都内の女子大を卒業し、国内大手金融機関に就職をしたBさん。

Bさんは大企業に入社してどのようなことがよかったと感じていたのでしょうか。

「上司や同期のほとんどが有名大学で仕事への意識が高く、仕事ができる人のやり方や考え方を学べたことは大きかったです。仕事が効率的だったり、役職が一つ上の人の立場になって仕事をして、と言われたりなど、今振り返ってみてもプロフェッショナルとしての視点を引き上げてくれたかなと思います」

大企業では研修体制などが優れているともいわれますが、この点はどうだったのでしょうか。

「研修はどれもためになる内容でした。厳しくて有名な講師の方に教えて頂き、結構泣いていた人がいた記憶がありますが、私は非常に役立ちました」

大企業のメリットとしては福利厚生の充実があげられることが多いですが、この点はどうでしょうか。

Aさんは次のように言います。

「独身寮に入ったのですが、都内23区内の寮に月に数千円の家賃で済ますことができました。バブル期に建てられた寮だったので、大浴場が大理石でできていたり、サウナがあったりしました」

Bさんも次のように言います。

「保養所があったり、30代以降?になると毎年人間ドッグを受けられるなど福利厚生は良かったです」

人気企業や大企業に入って悪かったこと

ここまでは、人気業や大企業に入社してよかったことについてみてきましたが、ここからは悪かった点についても聞いてみましょう。

前出のAさんは次のように言います。

「大きな組織なので仕方ないといえますが、新卒で配属された部署がそのあとのキャリアに大きな影響を及ぼすことです。私の場合には面接で話をしていた中で出ていた役割のうちの一つに配属がされたので満足でしたが、同期の中には自分の希望とは全く異なる配属されていて最初から落ち込んでいました。私もその後転職してしまったので何とも言えませんが、落ち込んでいた動機も結局辞めてしまいましたね」

その点に関連してと、A氏はさらに続けます。

「一度出世コースを外れてしまうとなかなかリカバーできません。優秀な後輩もつかえてますから。そうなると、自分は課長にはれないと分かれば、モチベーションは一気になくなり、しがみつこうとするようになり、昔輝いていた同期も、『あれ、あのときのあいつはどこへ行った?』みたいになっているのを見るのは珍しいことでないです」

そうしたモチベーションが落ちた方は転職はしないのでしょうか。

「もともとは優秀なので、転職すればいいのにな、と思うのですが、先ほどの福利厚生の話ではないですが、いごこちは悪くないので、そのままいてしまうようです」

まとめにかえて

今回は、人気企業や大企業に入社した方の話をうかがいましたが、入社してよかったことが悪かったことを上回るという印象でした。

自分が成長できる環境やネットワーク、福利厚生などを考えると大企業の魅力は大きそうです。最近では、ベンチャー企業などの注目も高まっていますが、就職活動が迫っている大学生の方は、大企業の魅力も改めて考えてみてもよさそうです。

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