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「三菱 アウトランダー」走りの良さを売りにする新世代プラグインハイブリッドSUV

LIMO / 2022年1月30日 19時35分

「三菱 アウトランダー」走りの良さを売りにする新世代プラグインハイブリッドSUV

「三菱 アウトランダー」走りの良さを売りにする新世代プラグインハイブリッドSUV

通常のハイブリッド車よりも大容量のバッテリーを装備し、ある程度の距離をモーターで走行できるプラグインハイブリッド車。

数あるプラグインハイブリッド車でも人気なのが「三菱 アウトランダー」です。アウトランダーは日本国内では2005年に発売された三菱自動車初のクロスオーバーSUV。2代目から設定されたプラグインハイブリッドモデルは、世界初のプラグインハイブリッドSUVで注目され、日本、欧州、豪州、北米、ASEANに展開し、累計で約29万台を販売しました。

日本市場では3代目となるアウトランダーは、プラグインハイブリッドのみの展開で、2021年12月に発売。先行予約では目標の約7倍を受注した人気車種ですが一体どのような車なのでしょうか。

「BOLD STRIDE(ボールド・ストライド)」をコンセプトにした力強いエクステリア

アウトランダーのエクステリアは、三菱自動車独自のSUVデザインをベースに、新たなコンセプト「BOLD STRIDE(ボールド・ストライド)」を掲げたスタイリングが特徴です。

フロントフェイスは、三菱自動車のデザインコンセプト「DYNAMIC SHIELD(ダイナミック・シールド)」を新世代化させ、大径ホイールを包み込むマッシブなフェンダーと、シャープなキャラクターラインを組み合わせることで力強いスタイリングを実現しました。

ボディカラーは、硬質で高輝度かつ鮮明なダイヤモンドカラーシリーズとして、ホワイトダイヤモンド、レッドダイヤモンド、アウトランダーPHEVで新たに追加するブラックダイヤモンドの3色を中心に全10色の設定となっています。

インテリアは、歴代三菱車の特徴を受け継いだインストルメントパネルや、や迫力ある音楽再生を実現したサウンドシステムを用意

インテリアは、インストルメントパネルの造形を、歴代三菱車の特徴を受け継いだ「HORIZONTAL AXIS(ホリゾンタル・アクシス)」コンセプトを採用し、透き通った力強さと開放感を表現したと謳っています。幅広で存在感があるフロアコンソールや、随所にソフトパッドやステッチを使うことで高級感を実現しました。

また、運転席、助手席、後席には、それぞれで温度設定ができる「3ゾーン独立温度コントロール式フルオートエアコン」や、BOSEと共同開発し、制振材やサービスホールカバーが装着されたドアパネルや、車内に9つのスピーカーを搭載。

迫力ある音楽再生を実現したBOSEプレミアムサウンドシステムを一部グレードに装備することで、ドライブを楽しませてくれます。

安全装備は、三菱自動車独自の安全運転システムMI-PILOT(マイパイロット)を搭載

安全性能で注目の機能なのが、三菱自動車独自の安全運転システムMI-PILOT(マイパイロット)です。

これは、高速道路など自動車専用道路で1つの車線内で運転を支援するシステムで、時速30キロ以上を上限に、先行車の加速や減速に合わせて車間の保持をアシストする「レーダークルーズコントロールシステム」や、直線やカーブを走行している際、車線中央付近を走るようにステアリングをサポートする「車線維持支援機能」に、ナビゲーションの地図情報や、道路上にある速度標識を読み取り、設定速度を自動で調整することができます。

他にも、スマートフォンアプリによるリモート操作でサポートをおこなう「MITSUBISHI CONNECT」をグレード別に装備。愛車を駐車した場所をスマートフォンアプリの地図に表示させて位置の確認や、駆動用バッテリーの走行可能距離の確認だけでなく、充電時刻の設定や、万が一の充電し忘れた際の通報、交通事故など緊急事態が発生した際、救急車などを要請することが可能なSOSコール等、安全で快適なドライブをサポートする機能も用意しています。

プラグインハイブリッドシステムと、常に4輪を最適に制御するS-AWCシステムが魅力のパワートレイン

パワートレインは、最大出力98馬力を発生する2.3リッター直列4気筒自然吸気エンジンと、最大出力85kW(115馬力)を発揮するモーターを前後に搭載したプラグインハイブリッドを採用。

アウトランダーPHEVに採用されているプラグインハイブリッドシステムは、エンジンは発電機として使い、モーターの力で走行するシリーズ ハイブリッド方式を採用。

駆動用バッテリーは、総電力量20kWhと大容量となっています。これにより、バッテリーのみで走行できる距離80キロ以上と、一般的なハイブリッド車よりもモーターだけで長距離走行することができるため、ガソリンの消費を抑えてドライブすることができます。

駆動システムは、前後それぞれ1基ずつ駆動用モーターを搭載する4輪駆動を採用。前後左右の駆動力の配分を制御し、常に4輪を最適に制御するS-AWC(Super All Wheel Control) を搭載。これにより、あらゆる路面で安定した走行性能と、リニアなハンドリングを実現したと謳っています。
 
また、路面状況や運転スタイルに応じて選択できる7つのドライブモードを設定。舗装路での通常走行に最適なNORMAL(ノーマル)から、力強い加速が必要な時に使うPOWER(パワー)、経済的な走りを重視するECO(エコ)、ワインディングをキビキビと走ることができるTARMAC(ターマック)、未舗装路や濡れた舗装路での操縦性を重視したGRAVEL(グラベル)、雪道などの滑りやすい路面でも安定して走行できるSNOW (スノー)、ぬかるみや深い雪がある道でスタックが発生した場合でも脱出性を発揮するMUD(マッド)と、多種多様な路面状況に応じた7つのモードを用意しています。

燃費性能は、ハイブリッド走行での燃費はリッターあたり16.6キロ、外部充電で電気走行して、完全に燃料走行に切り替わるまでの走行距離を表すEV走行換算距離は87キロ(全車Mグレードの場合)です。充電時間は普通充電で約7.5時間、急速充電で約38分。また、外部充電を使用しなくても、車体に搭載されたエンジンで発電した電気を使用して走行することも可能です。価格は、462万1100円からです。

関連資料

三菱アウトランダー(https://www.mitsubishi-motors.co.jp/lineup/outlander_phev/index.html)

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