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【回線速度】快適なbpsってどのくらい?用途別に目安を解説。動画・ゲーム・ライブ配信など

LIMO / 2022年2月10日 7時15分

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【回線速度】快適なbpsってどのくらい?用途別に目安を解説。動画・ゲーム・ライブ配信など

「快適にインターネットが使える回線速度が知りたいけれど、何を目安に判断すればいいの?」

このような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。動画視聴やオンラインゲーム、そしてリモートワーク(※編集部注)など、インターネットは家庭内でも必要不可欠なインフラとなりました。ストレスフリーのネット環境は「生活の質」に大きく関わる部分といえるでしょう。

ここでは、快適なネット環境を実現できる回線速度の目安について、用途別に解説していきたいと思います。お使いのサービスの回線速度を計測して、基準を満たしているか調べてみてください。

【※関連記事】テレワークでみえた「格差と限界」 実は恐ろしい世界が待っている(https://limo.media/articles/-/22018)

回線速度の「キホン」をおさらい!

まずはインターネットの回線速度に関する基本的な知識を解説します。

以下の3つを抑えておけば大丈夫なので把握しておきましょう。

    回線速度の単位「bps」

    「下り」と「上り」の違い

    オンラインゲームで重要な「Ping値」

では、それぞれについて詳しくみていきましょう。

1.回線速度の単位「bps」

回線速度の単位「bps」は、「bits per second」の略で「1秒間(second)に送信できるデータ量(bits)」のことです。

例えば、回線速度が「100M"bps"」であれば、「1秒間に100Mbit(メガビット)のデータ量を送信できる」ことを意味します。

2.「下り」と「上り」の違い

回線速度には「下り」と「上り」の2種類があり、それぞれ以下を意味します。

下り:ダウンロード速度

上り:アップロード速度

「下り」は、視聴する動画を読み込んだり、SNSの画像を表示させたりなど、データをダウンロードさせる時の速度を表します。

「上り」は、ブログに文章や画像をアップロードしたり、動画を投稿したりするときなどの速度を表します。

3.オンラインゲームで重要な「Ping値」

「Ping値」は、データの応答速度を表す単位で、データの送受信にかかる時間を意味します。

「ms(ミリ秒)」という単位で表され、オンラインゲームにおいてはPing値が低いほど、ラグが少なく快適にプレイできます。

【回線別】インターネットの回線速度ってどれぐらい?

インターネット回線の速度は、回線のタイプによってだいぶ変わります。自宅では繋がりやすいけれど、外出先では「重い」と感じたことがあるという人も多いはず。

ここでは、「みんなのネット回線速度」のデータを参考に、光回線やポケットWi-Fiなど、ネット回線別の回線速度を紹介します。

【表】ネット回線速度「各回線タイプの平均値(直近3ヶ月)」

引用:「みんなのネット回線速度」(2022年2月8日閲覧)をもとに、LIMO編集部作成

回線速度については「光回線」が圧倒的に速く、それにホームルーターが続く形になっています。

最近ではスマホ回線も5G対応によって平均速度を上げているのが目立っており、モバイルルーターは伸び悩んでいるといった現状です。

快適にネットが使える回線速度の目安は?

ここからは、用途別に快適にネットが使える回線速度の目安について解説していきます。

以下で紹介する回線速度の目安を参考にしてみてください。

①Web閲覧

Webサイトの閲覧に必要な回線速度の目安は1~10Mbps程度です。

サイトの内容によっても異なりますが、一般的なものであればそれほどの回線速度は必要ありません。

②動画視聴

動画視聴に必要な回線速度の目安は3~30Mbps程度です。

例えば、Youtubeの場合、「HD720p」の画質で視聴するには2.5Mbpsの速度が必要で、4K画質になると20Mbspが必要となります。

その他の動画配信サービスによっても目安となる回線速度は異なりますが、概ね30Mbps程度出ていれば、高画質な動画でも快適に視聴できるでしょう。

③ビデオ通話

ビデオ通話に必要な回線速度の目安は3~15Mbps程度です。

Zoomなどのツールでビデオ通話をするだけであれば、3Mbps程度でも可能なのですが、通話をしながら別の作業をする前提だともう少し回線速度が必要となります。

④オンラインゲーム

オンラインゲームで必要な回線速度の目安は30~100Mbps程度です。

一般的なゲームなら30Mbpsで問題なくプレイできますし、100Mbps程度出ていれば高度なグラフィックを使用するようなゲームでも快適にプレイできます。

また、オンラインゲームにおいてはPing値も重要で「50ms以下」を目安に考えておきましょう。

⑤ライブ配信

ライブ配信に必要な回線速度の目安は5Mbpsです。

ライブ配信は動画のアップロードなので「上り速度」に注目してください。

回線速度を計測する時のポイント

回線速度の目安が分かったら、次に自分が使っているネット回線の速度を計測してみましょう。

ネット上で使える速度計測ツールを使って目安を満たしているか調べてみてください。

回線速度の契約するときのポイントは以下の通りです。

①複数のツールを使って比較する

計測ツールによって計測方法などが異なるため、1つのツールの結果だけでなく、複数のツールで計測した結果を比較してみてください。

複数のツールで出た平均値を活用しましょう。

②時間帯や曜日ごとに計測する

ネット回線の速度は時間帯や曜日によって異なります。

さまざまな状況で回線速度を計測して、どのように速度が変化するのかも確認してみてください。

また、ネット回線に速度制限がかかっていないかもチェックしておきましょう。

③利用環境を「揃えて」計測する

接続方法(無線or有線)や接続台数など、回線速度を計測するときは利用環境を統一するようにしてください。

環境を揃えないと時間帯や曜日別の純粋な比較が難しくなります。普段の利用環境を基準に決めてみてくださいね。

ストレスフリーのネット環境を手に入れよう。

インターネットが快適に使える回線速度の目安について、用途別に解説しました。

いま利用中のネット回線の速度が目安を満たしていなければ、乗り換えも視野に入れて検討するといいでしょう。

回線速度の計測は無料で簡単にできるので、まずは自分のネット環境を把握してみてください。

※読者のご指摘をふまえ、記事の一部を修正しています。(2022年2月9日)

参考資料

みんなのネット回線速度「各回線タイプの平均値(直近3ヶ月)」(2022年2月8日閲覧)(https://minsoku.net/speeds/todays/rankings/optical)

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