【FIRE】「富裕層あるある」4つを元金融機関社員が解説！お金持ちの特徴とは

富裕層が知る「人からもお金からも愛される」秘訣

お金持ちの人たちには、多少なりとも「やっぱり一般人とは違うな」という部分がありますよね。

誰でも好きでやっていることには夢中になり、関心があることはより良くなるよう工夫をするものです。

できることならお金持ちの人たちのマネをしてお金持ちになりたいと思っている方も多いのではないでしょうか。

今回は、大手金融機関で勤務経験のある私からお金持ちが大事にしているあるある行動をご紹介したいと思います。

富裕層あるある1.お金を稼ぐことがすき

昨今のFIREブームをうけて「富裕層になって働かずに暮らしたい！」と考えている方にとっては意外かもしれませんが、お金持ちはお金があるからといってお金を稼ぐことを辞めません。

なぜなら、お金を稼ぐことがさらにお金を増やすために大事なことだからです。

「好きこそものの上手なれ」ということわざがあるように、お金持ちになれる人は働いてお金を稼ぐことが大好きな働き者なのです。

ただし、「楽しくない仕事はしない」という特徴があります。

お金を稼ぐにはラクばかりではない事も、時には人よりしんどい思いをする事も知っているお金持ちの人たちはそれすらも楽しいと思える事を仕事にしています。

自分の限られた時間をいやいや過ごしてムダに消費せず、夢中になって楽しめる仕事を突き詰めるとお金は後からついてくることを知っているのです。

富裕層あるある2.価値のないことにはお金を使わない

お金持ちは、ときに一般人が驚くようなお金の使い方をします。

時計や車など、数百万～数千万円するモノを数時間と悩まず購入するのです。
また、ギフトや祝い事など、相手が喜ぶことにはお金を惜しまないという一面も。

一方、価値を感じないものには全くお金を使いません。

たとえば、宝くじに当選した人などによく見られる「1億円もあるから1万円のものくらい何も考えずに買ってしまおう」という思考はお金持ちの人にはないのです。

人間は本来あればあるだけ使ってしまう生き物だということを理解しているため、特に必要もないのに「安かったから」という理由でモノを買うことはありません。

自分がいくらお金をもっていようと、本当に必要か？本当にその値段の価値がある（または下がらない）ものか？を判断基準としています。

そのため、お金持ちが多く住む高級住宅街にいくほど、家庭から出てくるごみが本当に少ないといいます。
長く使える良いものや、価値が下がらず最終的に売れるものを厳選している結果でしょう。

「ムダなものを買った結果、大量に捨てる」という事をくり返せば、お金が貯まるはずもありませんから積極的にマネしていきたいお金の使い方ですね。

富裕層あるある3.専門家の意見に耳をかたむける

ここまでお話してきたお金持ちの「自分で決める」という印象とは一転、お金持ちは何かを始める時には専門家の意見を尊重する傾向にあります。

たとえば、会計士・税理士・社労士・証券マン・宝石商・医者など、その職業を生業とする専門家の持つ知識や経験は一朝一夕で身につくものではありません。

「無知だから騙されたくない」と自分でイチから学び始めるより、信頼できる専門家に任せるほうが合理的であることを分かっているのです。

そのため、インターネットで得た情報や小耳に挟んだ話しを聞いて疑心暗鬼になるようなことはありません。

その専門家が信頼できるかを判断する審美眼は大事にしていますが、信頼できる相手を見つければ信頼して任せるのもお金持ちの特徴として挙げられます。

富裕層あるある4.他人に親切に接する

昔から「金持ち喧嘩せず」と言われるように、お金持ちの人は揉め事などの厄介事を嫌う傾向にあります。

細かいことは気にしない、過ぎたことは引きずらないという人が多い印象です。

むしろ、人間関係で何かトラブルがあっても「いま気づけてよかった」と前向きな経験値にかえていくたくましさがあります。
いつまでも小さいことに気をとられているほうが自分の時間がムダになると考えるからでしょう。

そのため、お金持ちの人は基本的に他人に親切に接する人が多いです。

失礼な言動で他人を不快にさせたり、自分の機嫌で人にあたったりすると、信頼を失うことが経験上わかっているのでしょう。

信頼のおけない人には、ビジネスや投資にまるわる良い情報が入ってくることはありません。相手も人間ですから、この人のためになるといいなと思う人を選んで話すのは当然です。

他人に対する親切や広い心をもった言動が徳をつむことが、周りからもお金からも愛される秘訣かもしれませんね。