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猫を迎え入れたい!おひとりさまがネコと暮らす際に気を付けたいこと。

LIMO / 2023年11月30日 14時50分

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猫を迎え入れたい!おひとりさまがネコと暮らす際に気を付けたいこと。

ネコと暮らす筆者が必要な費用を解説

おひとりさまの中にはどことなく寂しさを感じている人は少なくありません。

客観的には、仕事で忙しく多くの人と関わりがあるように見えても、実は自分の気持ちを話せず孤独を感じている、という人もいるでしょう。

そうした中で、自分のパートナーとしてネコを迎え入れたいと考えているおひとりさまもいるのではないでしょうか。

本記事ではネコの生活費を確認した上で、おひとりさまがネコと暮らす際の注意点を見ていきます。

ネコの生活費はいくらかかる?

PHOTOCREO Michal Bednarek/shutterstock.com

R&C株式会社は「猫の一生にかかる費用は264万円!食費や医療費など生涯にかかるお金を3000人調査」においてネコの飼い主3000人にネコにかかる費用を調査した結果を公表しています。

同調査によると、ネコの一生にかかる費用は264万円となります。

ネコにかかるお金には「毎月かかる費用」と「時々かかる費用」があります。

以下の表では2歳のネコ(オス)と暮らす筆者が前述の調査結果を参考にしつつ、毎月かかる費用と時々かかる費用を表にまとめてみました。

毎月かかる費用

出所:R&C株式会社「猫の一生にかかる費用は264万円!食費や医療費など生涯にかかるお金を3000人調査」(https://furusele.com/fin/special/cat-lifetime-cost/)をもとに筆者作成

フード(おやつ込み):約3500円

トイレまわり:約2000円

消耗品:約1200円

合計:約6700円

ネコの健康や寿命は食事によるところが大きいといわれています。安価な価格帯のエサが悪いと一概にはいえないものの、主食はネコの健康や食べたときに感じる幸福感も考慮したいものですね。

また、おやつの時間を楽しみにしているネコも。

ネコたちに大人気の「いなば CIAO チャオ ちゅ~る」は1本40円前後です。筆者はネコにちゅ~るを週に1〜2本程度あげている他、ネコ用のささみフレークやにぼしといったおやつをストックしています。

その他、ネコの安全に配慮しながら手作りのおやつを少量あげることもあります。

トイレまわりで必要なものがトイレ砂と便を入れる袋です。いずれも商品によって値段差がありますが、低価格なものだと消臭力が低い傾向にあるためにおいが充満しやすくなります。

消耗品にはおもちゃやシャンプー、爪とぎ、歯磨き用品などが含まれます。

ネコは飽き性、かつ遊び好きなので月に1回くらいは新しいおもちゃを買ってあげると喜ぶかもしれません。

ネコのおもちゃは約100~500円で購入できるものが多いですが、電池式タイプのものはそれ以上するケースも。

誕生日やクリスマスなどといった特別な日に高価なおもちゃを買ってあげてもいいかもしれないですね。

時々かかる費用

出所:R&C株式会社「猫の一生にかかる費用は264万円!食費や医療費など生涯にかかるお金を3000人調査」(https://furusele.com/fin/special/cat-lifetime-cost/)をもとに筆者作成

ワクチン:5000円/回 前後

診察・治療・薬:数千円~数万円などさまざま

健康診断:1万円/回 前後

電気代:約5000円~1万円(部屋の広さや設定温度、在住エリアなどによる)

時々かかる費用のほとんどが病院に支払うお金になります。

ネコは感染症対策のためワクチンを1〜3年おきに接種することが推奨されています。

また、個体によって頻度は異なりますが、ネコは体調を崩しやすい生き物です。

筆者宅のネコは2歳と若いものの、年に数回程度は体調を崩し、念のため病院に連れて行っています。このとき、診察料や薬代として3000~4000円前後支払っています。

ネコが大病を患った場合、動物保険に加入していなければ支払いは全て実費です。

病気の種類によって治療費は異なりますが、数万円の治療費が毎月のようにかかることや、数十万円の手術を受けなければならないこともあります。場合によっては、治療のために100万円以上必要なケースも。

健康診断については病院や健康診断の内容によって料金が異なりますが、1万円前後が相場です。ネコの健康状態を把握するためにも定期的に健康診断を受けておくと安心ですね。

その他、ネコと暮らすことで電気代がアップすることも念頭に入れておいてください。

ネコは基本的に暑さにも寒さにも弱いため、部屋の温度調節には十分に気を配る必要があります。

特に、通勤などで家をあける時には注意が必要です。お出かけの際には、お留守番のネコが快適に過ごせるよう、エアコンをつけっぱなしにするなど配慮しましょう。

※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

おひとりさまがネコと暮らす際の注意点

Grusho Anna/shutterstock.com

前述のように、ネコと暮らすためにはさまざまな費用がかかります。毎月の食費や消耗品のみをネコの生活費としてカウントしがちですが、1年に1回の健康診断の費用や通院費がプラスされることも忘れないようにしましょう。

おひとりさまがネコを家族として迎えるにあたり注意しなければならないのは、「自分にもしものことがあったときにネコを誰に任せるか」ということです。

入院などでネコのお世話が突然できなくなった場合、ネコを預かってくれる家族や友人がいるかどうかはネコを迎えるにあたって見落とせない判断項目になります。

また、旅行や帰省の際にはネコをペットホテルに預けるのが一般的ですが、ネコは慣れない場所で過ごすことで強いストレスや恐怖を感じます。

状況によっては仕方がないこともありますが、可能な限りネコに心配や不安を与えたくないところです。

まとめにかえて

ネコは独立心が強く、静かな環境を好む生き物です。ネコにとってひとり暮らしの大人の家は快適な環境といえるかもしれません。

お仕事で朝から晩まで家をあけることがあっても、自動給餌器や自動給水器などをうまく活用してカバーできることも多々あります。

一方、人間側もネコがいることで、他者からの愛情を感じられたり、あたたかい気持ちになったりします。また、ネコと一緒に遊ぶ時間は何にも代えがたい楽しいものです。

ただし、単身で暮らすおひとりさまの場合、ネコを招き入れるにあたって自分に何かあった際にネコを保護してくれる人がいるかしっかり確認しておくようにしましょう。

また、緊急入院などをした場合、ネコの保護もしてほしいと周囲に伝えておくようにしてください。

参考資料

R&C株式会社「猫の一生にかかる費用は264万円!食費や医療費など生涯にかかるお金を3000人調査」(https://www.randcins.jp/fin/special/cat-lifetime-cost/)

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