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英語が「ネイティブらしく聞こえる」ただ1つのコツ カギは「中学レベルの基本動詞」にあり!

東洋経済オンライン / 2023年12月8日 16時30分

このようなニュアンスの違いは、あまり学校や教科書では勉強できなかったかもしれません。なので留学したときに私が話してた英語は、いわゆる論文よりのかしこまった遠回しの表現が多かったと思います。日本では、日常英会話で使うような英語よりは、文章で読むような堅い英語を多く学んでいる印象です。このような英語はネイティブには、少し変に聞こえたり、言いたいことがイマイチ伝わらなかったりするかもしれません。

たとえば以下は、どちらが日常でネイティブがよく使う英語でしょうか。

I need to search for my phone. VS  I need to look for my phone.

携帯がない! 探さなきゃ!

I postponed doing my homework. VS  I put off doing my homework.

宿題を後回しにした。

答えは後者です。後者は中学生で習うような表現を組み合わせてるだけですが、これがシンプルで誰もが理解でき、本当にネイティブがよく使うカジュアルな英語です。これらを使いこなすには単純に各単語の定義を知るだけでなく、動詞自体の使い方、そして句動詞や慣用句を学ぶ必要があります。

句動詞・慣用句とは?

句動詞とは、2語以上で1つの動詞の役割を果たす語句のことで、特にカジュアルな会話で使われることが多いです。パターンは3つあり、前置詞の後には、必ず名詞がきますが、副詞の場合は、必要としません。

「動詞+副詞」→ run away, go out, stand out
「動詞+前置詞」→ look for, turn in, pick up
「動詞+副詞+前置詞」→ catch up with, look forward to, put up with

文章によっては、inやupなどの単語は副詞・前置詞どちらにもなり得ます。また、通常の動詞と同じように、句動詞にも自動詞(「上がる」のように目的語を必要としない動詞)と他動詞(「~を上げる」のように目的語を取る動詞)があり、目的語を取る句動詞の中には、句動詞を分解して、中間に目的語を入れられる場合があります。

① 自動詞型(すべて分離不可)
I got up at 8 this morning.
今朝8時に起きた。

② 分離不可能な他動詞型
I went by the store on the way home from work.
仕事の帰り道でお店に寄った。
My parents are taking care of my cat during my business trip.
出張の間は、私の両親が猫の世話をしてくれている。

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