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「歩く百億円」88歳社長のさみしさとの付き合い方 歳をとっても毎日楽しそうな人がしていること

東洋経済オンライン / 2023年12月17日 6時50分

88歳、まだまだ現役社長の吉川社長の目標は、「90歳で一番イケてる自分を作る」(写真:吉川さん提供)

「さみしいなら、自分からアクションを起こす。自分で自分を満たすための術を持つ。それができなかったら、人に依存してグチるばかりの困った年寄りになってしまうわよ!」と喝を入れるのは、かつて「¥マネーの虎」などのテレビ番組で人気者になり、「歩く百億円」と呼ばれている吉川幸枝さん。88歳となった現在も、超健康体(骨年齢20歳、臓器年齢20代前半、虫歯なし等)を保ちながら、現役で社長業をこなしています。

驚異的な若さと活力を今なおみなぎらせる吉川社長に、型破りでユニークな「自分で自分を楽しませる」コツを語っていただきました。

本稿は、『人生は80歳からがおもしろい』より、一部抜粋・再構成のうえお届けします。

活力の源は「非常識の窓」にあり

「●●は、こうあるべきだ」「◎◎は、こんなふうにすべきなのに」

【写真】88歳となった現在も、超健康体(骨年齢20歳、臓器年齢20代前半、虫歯なし等)を保ちながら、現役で社長業をこなす吉川幸枝さん

みなさん、こういう常識はとてもよく身につけていらっしゃいます。

進んで勉強もしているかもしれません。

自ら「常識の窓」を、つねに開け放っていますね。

でも、その常識の窓全開のせいで、人生損をしているかもしれません。

「こうでなきゃ」という常識の牢獄に囚われて、人目を気にして、自分の好きなことよりも本当はやりたくないことばかり優先してやっていませんか。

そんな人は、ぜひ「非常識の窓」を開け放ってみてほしいんです。

非常識というと、「常識がないこと」だと思うかもしれませんが、違います。

「当たり前」と思っていることから、少し考えを変えましょう、ということです。

常識的な枠組みの中で生活していれば、ある意味ラクです。まわりとそんなに違うこともないから、目立って人からどうこう言われることもありません。

でも、それで楽しいでしょうか。

「どんぐりの背比べ」で人生終わっていいでしょうか。

もっと自由に、思うままに、やりたいことや考えたことをやってみて、笑ったり、泣いたり、怒ったり、もっとあなたらしく人生を過ごしてみてはどうでしょう。

歳をとると、どうしても行動の範囲が狭まったり、思考パターンが決まってきてしまったりします。

だからこそ、意識的に生活に新しい風を送るのです。

「非常識の窓」を開けてきて得られたもの

私は、子どものころから「非常識の窓」ばかり開けてきました。

まわりと同じようにしなければいけないなんて、考えたこともありません。

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