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MS、GoogleにMeta、Amazon参戦も「生成AI」の勢力図 日常使いから企業向けまで各社ガチンコ対決

東洋経済オンライン / 2023年12月20日 7時30分

Qの発表より若干早い11月4日、イーロン・マスク氏のスタートアップxAIも自主開発した「Grok(グロック)」と呼ばれる対話型AIをベータ版としてリリースした。このチャットボットはソーシャルメディアのX(旧ツイッター)上で提供されるが、月額16ドルのプレミアムプラス(上位料金プラン)会員のみが利用可能だ。また当初はアメリカやインドなど一部の国々から提供を開始し、その後対象国を拡大していくという。

グロックの特徴の1つは、Xの投稿からリアルタイムの最新情報に基づいて回答できることだ。またChatGPTやBardなどに比べ、よりユーモアに富んでエッジの利いた回答をするという。

ただ、最近マスク氏の挑発的な態度などが災いし、Xは広告主の離反に遭って苦しんでいる。同社は今後、従来の広告収入からプレミアムなど有料サービスへと収益の軸足を移していくとの見方もあるが、現在の難局を打開するほどの力がグロックにあるかどうかは定かでない。

小林 雅一:KDDI総合研究所リサーチフェロー

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