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投資のプロ10人が選んだ「新NISA」投信ベスト7 何千本もの投資信託の中から何を買うべきか

東洋経済オンライン / 2023年12月31日 7時0分

(写真:bonkura2002 / PIXTA)

鳴動する政治。終息しない戦乱。乱高下する市況。その先にあるのは活況か、暗転か――。

『週刊東洋経済』12月23-30日 新春合併特大号の特集は「2024年大予測」。世界と日本の行方を総展望する。

新NISAで買える何千本もの投資信託から何を選ぶべきか──。

【図表で解説】投資信託「ベスト7」の中で 第1位は?

本誌2023年10月21日号では著名なファンドアナリストやファイナンシャルプランナーなど投信に詳しいプロ10人にアンケートを実施。投資家が注目すべき投信についてアンケート調査を行った。以下に紹介するのはそのベスト7だ。

業界最安級ファンド

通称"オルカン"と呼ばれ、全世界株式への分散投資をする有名ファンド。米国株が60%を占めており、組入上位銘柄もアップルやテスラなど米国勢が中心。信託報酬率は年0.05775%と業界最低クラスで、分配金も再投資され、徹底的に効率が追求される。新NISAのつみたて投資枠でインデックスファンドを買うなら非常に無難な選択肢だ。

国内株・国内債券・先進国株・先進国債券に4分の1ずつバランスよく投資する。購入・換金手数料なし、信託報酬も割安で、低コストが強み。国内株はトヨタやソニー、三菱UFJなどで、先進国株は米国がメイン。為替ヘッジはない。

FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスに連動し、先進国株から新興国株、大型株から小型株まで、全世界の株式8000銘柄以上に分散投資できるファンド。現行のつみたてNISAではネット証券の投信積立でよく買われる。

米株式市場の幅広い銘柄を対象とした時価総額加重平均型のインデックスファンド。設定が2021年6月と比較的新しい。小型株も含むため、米株式市場に対するカバー率はほぼ100%であり、大型株中心のS&P500の80%より高い。S&P500よりもリターンが好調なときも。

日本を除く世界の先進国・新興国の株式で構成されるインデックスに連動するファンド。日本株ETFなどで日本株に個別投資をしている投資家が、外国株にも分散投資したいときに向く。業界最低水準の運用コストを標榜する「eMAXIS Slim」ブランド。

米国の代表的な株価指数であるS&P500がベンチマーク。市場規模、流動性を勘案して選ばれた大型株を軸に、セクターバランスも考慮されている。低コストが売りの「eMAXIS Slim」ブランドで、数多くある投資信託の中でも純資産総額が断トツ。

国内株、海外先進国株、新興国株、国内債券、海外先進国債券、新興国債券、国内リート(不動産投資信託)、海外先進国リートの8タイプの資産インデックスに均等投資。世界の金融市場をオールラウンドにカバーできる安定感が強み。低コストの「eMAXIS Slim」ブランド。

東洋経済編集部

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