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2024年は自分の資産をもっと外貨に換えておこう 世界のGDPは100兆ドル、うち日本はたったの4%

東洋経済オンライン / 2024年1月6日 8時30分

鞍上の川田将雅騎手は、2023年リーディングジョッキーの第2位に輝いた 。昨年はクリストフ・ルメール騎手ばかりが目立った印象があるけれども、川田騎手の「勝率0.305」(3割5厘)は驚異的な成績である。騎乗回数495回のうち151勝し、連対率(2着内率)は0.477、3着内率が0.600というのだから、この堅実さは勝率0.248のルメール騎手を大きく凌ぐ。
ご同輩、今年は「迷ったら川田」でいくのも一案ですぞ。

ストイックでプロフェッショナルな山崎さん、安らかに

と、ここまで書いて原稿を編集部に送付した後で、当欄のメンバー、山崎元氏の訃報に接した。元日に逝去されていたとのこと。昨年秋のジャパンカップの日(11月28日)、オバゼキ先生と編集F氏とともに山崎氏宅を訪れて、一緒に競馬と将棋を楽しんだことが夢のようである。

2012年秋に当連載が始まってから10年以上、2023年最後の週が山崎さんの当番で、初めて原稿が「落ちた」。ああ、よっぽど体調が悪いのだなと思ったけれども、まさかお別れがこんなに早いとは。しかも故・ぐっちー(山口正洋)さんと同じ食道がんが原因とは。残された者としては、まったく困るではないか。

古い読者はご存じと思うが、この連載はもともと山崎さん、ぐっちーさん、不肖かんべえの3人で始まった。

競馬予想に関しては、山崎さんが正統理論派、ぐっちーさんが豪放磊落派で、ぐっちーさんの後を継いだオバゼキ先生は、これまた長い競馬キャリアに基づく独自の世界観を構築されているので、筆者としてはなるべくミーハー路線で予想を書いてきたつもりである。競馬ファンの多数派はきっとそうだからね。山崎さんとぐっちーさん、今頃はあの世で仲良く競馬談義をしているかもしれない。

山崎さんの筆致は、がんが発覚した後も、闘病中も、退院後も、転移が発覚した後もほとんど変わらなかった。ストイックでプロフェッショナルであった。それでも最後の何本かは、絞り出すように何かを伝えようとしていて、まるで「遺言」のように感じられたものだ。

当欄で絶筆となったのは、「『そこそこの会社で正社員』はやめたほうがいい」(2023年12月9日配信) 。なるべく多くの人に読まれてほしい。合掌。

小幡績・慶應義塾大学大学院教授より

山崎さんは、僕にとっては不思議な人だった。

真面目に言っているのか冗談なのか、わからないことが多かったし、僕が酒を飲まないこともあって、彼が酔っているのかいないのか、いつもわからなかった。

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