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自己肯定感の低い自分が変わる「シンプルな習慣」 鏡に映る自分と向き合う時間を一瞬だけ作る

東洋経済オンライン / 2024年1月28日 17時0分

(写真:Graphs/PIXTA)

2024年は心機一転、「自らを大きく飛躍させたい」と願う人もいることでしょう。一方、その思いとは裏腹に、「そんな自信はない」という人もいるのでは? そこでこれから、自らをがらりと変えるためのシンプルな毎日の習慣をお伝えしようと思います。たった5日間続けるだけで十分な変化を感じられるはずです。アメリカで大ベストセラーとなった、女性司会者のメル・ロビンズ氏の著書『毎朝の1秒が人生を好転させる! 魔法のハイタッチ』から一部を抜粋し、自分を変える習慣を紹介します。

自分自身に対する向き合い方を劇的に変える「ハイタッチの習慣」

少し前のこと、私はとあるシンプルな発見をしました。このとき発見したものに、私は「ハイタッチの習慣」という名前を付けました。この習慣は、人生の中で最も重要な人間関係、そう、自分自身との付き合い方を見事に改善してくれるものです。

すべてが起きたのは、ある朝のことでした。バスルームで歯を磨きながら鏡の中に映る自分の姿に視線を移した瞬間、心の中で「うわぁー‼」と叫んでしまったのです。そしてそのすぐあとから、自分の容姿についてのあら探しを始めました。

目の下のくすみ、尖ったあご、左よりも右の乳房が小さめだという事実、たるんだお腹の皮膚……。ブラジャーを着ける間もなく、私はこれらすべての物事に完全に打ちのめされていたのです。

ちょうどあの時期、私はむちゃくちゃに忙しい数カ月間を過ごしていました。そのため、ストレスの量は半端ではありませんでした。色々なことに気配りをしながら、周囲の人や物事すべてに慎重に対応しなくてはならなかったのです。

日常生活での要求が高まれば高まるほど、自分の気持ちは落ち込んでいく……。こうなると、生じるのは負のスパイラルばかりです。

このときに私が必要としていたのは、「今の状況は本当に大変よね。ひど過ぎるし、あんまりだわ。でもね、この状況を解消できる人がいるとしたら、それはあなたしかいないのよ」と言ってくれる誰かでした。

私は、世界で最も成功を収めている講演家の1人と言われています。そんな私でさえ、自分を安心させてくれる言葉と、支えとなる激励を欲していたのです。

どこまでも落ち込んでいく私……。そんな自分に何が起きたのか、そして自分が何をしてしまったのかは覚えていません。下着姿でバスルームに突っ立ったまま、鏡に映る疲れ切った「私」に、あたかも挨拶をするかのように手をかざしたのです。そして、心の中でこう語り掛けました。

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