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自己肯定感の低い自分が変わる「シンプルな習慣」 鏡に映る自分と向き合う時間を一瞬だけ作る

東洋経済オンライン / 2024年1月28日 17時0分

信じられないくらい明るい未来の到来が、この先に待っていて、その未来を作り、自由自在に変えていくのはあなた自身です。誰もが自分だけの〝最強の応援団〟と〝秘密の兵器〟を持っていることを忘れてはいけません。それらはいつも鏡の中であなたを見つめています。その存在を無視しないことです。

山あり谷ありの人生の中で、自分を励まし、勇気づけ、背中を押す術を身に付けたとき、人は苦闘から逃れられ、自分に見合った人生の方向へと歩みを進めていくことができます。自分に対して酷な態度を取るのをやめたとき、私たちは人生がいかに楽しく、美しいものなのかを知るでしょう。自分の気持ちを常に落ち込ませる癖をやめたとき、調子のいい状態がいかに満足感に溢れたものなのかを、あなたは身をもって体験することになるのです。

あなたは称賛されるに値する存在です

自分に声援を送るべきタイミングは、今から1年後でもなければ、昇進を果たしたときでもなく、ダイエットに成功したときや、目標を達成した瞬間でもありません。声援が必要なのは、まさに今、この時点においてなのです。あなたはそれを受けるべきですし、求めてもいます。

この声援は、自らを周囲の耳目に触れさせたい、認識してもらいたいという人間の最大かつ根本的な感情を満たすものです。ある研究によると、人はこうしたサポートを得たときに成長すると報告されています。人の気持ちを最大限に鼓舞する方法は、勇気づけ、そして信じ、褒めることなのです。

もしも今、自尊心を失っているのなら、自分に向けたハイタッチをやり始めるのにこれほど最適なタイミングはないでしょう。今すぐやってください。あなたにはハイタッチをされる資格があります。そもそも、前からあったのです。

これまでずっと、厳しい試練に晒されてきた人も数多くいるでしょう。友だちだと思っていた人に見捨てられたり……。昇進できると思ったのに、ちっとも考慮されなかったり……。恋愛をして、フラれたり……。夢を叶えた途端、すぐに迷いを感じたり……。例を挙げていったら、キリがありません。

あなたは、これらを失敗と受け取りますか? いいえ、そうではありません。これらはすべてレッスンなのです。

不調からの回復力や自信、知恵は、鋼鉄が作られるときのように〝火だるま〟の状態から生まれます。その視点を持つことができれば、人生で起きた出来事からあなたは常に何かを学び取れるでしょう。つまり、成功したときだけでなく、失敗したときでさえも、大いに自分自身を褒めるべきなのです。

ハイタッチを習慣にするようになって気づいたこと

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