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自己肯定感の低い自分が変わる「シンプルな習慣」 鏡に映る自分と向き合う時間を一瞬だけ作る

東洋経済オンライン / 2024年1月28日 17時0分

「ちゃんと見てるから……」

「わかる? あなたのこと、ちゃんと見てる。大丈夫、メル。絶対に乗り越えられる」

自分に向かって、こう囁いたのです。こんな動作をしながら、私は「これって、自分に送ったエール、〝ハイタッチ〟じゃない?」と確信しました。それほど明白で、握手をするのと同じくらい確かな動きだったのです。

自分への励ましが、あなたが変わるための第一歩

立ち止まって、しっかりと考えてみましょう。自らを責め立てることは、何かの助けになりますか? そうではなく、自らを激励する方法を身に付け、その日、その週、その年を前向きに生きていけたら、どんなに素晴らしい人生になることか。

一歩ずつゴールや夢に向かって近づいていく自分を想像してみてください。それを実現するために、自分自身が自らのチアリーダー、ファン、応援団になるのです。難しいと思いますか? いや、簡単なはずです。なのに、私たちはそれがなかなかできません。

ここで、次の質問に正直に答えてみてください。

「どれくらいの頻度で、あなたは自分を励ましていますか?」

おそらく、大多数の人が私と同じように答えるのではないでしょうか。

その答えとは、「ほとんどしたことがない……」。

周囲の人たちから愛され、励まされ、褒められることは、誰にとっても心地いいものです。それらが自分の背中を押し、目標達成の助けになるのなら、自分でも同じことをやらない手はないとは思いませんか?

声援を必要としている自分自身に送るべき自尊心、自己肯定感、自己愛、自信――これらはすべて、あなた自身がすでに備えている特質や性格によって築かれていきます。だからこそ、鏡の中の自分へのハイタッチを毎日行ってほしいのです。

毎朝、鏡の中の自分に向かい合い、そしてハイタッチをしながら声援を送る……。これを習慣とすることが、自分自身との新しい関係を築くための最初のステップとなるのです。

この関係は自分にとって最も大切なものであると同時に、それをどのような形にするかによって、他人との関係や、普段の生活の中での決断にも影響を与えていきます。

自らの足を引っ張る自己不信や自己批判の姿勢を、自らを盛り立てる自己受容と自己愛の姿勢と入れ替えられたとき、あなたの人生は大きく変わるのです。自身への毎朝のハイタッチを習慣にしてみませんか? 

いざ始めるとなったら、具体的に何をすればいいのですか?

難しいことは何もありません。毎朝、スマホを見たり、雑事に触れたりする前に、鏡に映る自分と向き合う時間を一瞬だけ作ればいいのです。

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