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2浪東大「恋愛こじらせた」彼女を変えた親の一言 現役でも東大は狙える実力だったものの…

東洋経済オンライン / 2024年1月28日 7時40分

「中1〜2は学校の勉強以外してなかった」彼女ですが、中3になってからは高校受験のために人生初めての塾通いも認めてもらい、某大手進学塾で「昔から運動よりも好きだった」勉強に打ち込む生活を送ります。

勉強に熱を入れて、毎日3~4時間睡眠

「もっと前から塾に通っている子たちに成績で勝てなかったので、頑張らねばと思ったんです。3年生の夏休み前くらいまでは学校で授業に出て、部活やって、塾に行って、帰って夜10時から夜中の2〜3時まで鬼のような宿題をやる生活を続けていて、毎日3~4時間睡眠でした。

運動会の練習で倒れてしまい、私の体調を心配した先生にも『塾をやめたほうがいい』と言われたのですが、勉強に関してできないことがある自分が許せなかったので、断って通い続けました」

夏に部活を引退してからは、都内の公立進学校への進学を目指すため、通っていた塾の校舎を神奈川から東京の校舎に移し、より勉強に集中するようになります。

優秀なほかの生徒たちと仲良くなり、勉強にも熱が入る中で、「塾に通えるのが楽しかった」と語る彼女は第1志望に塾から勧められた東京都立日比谷高等学校を設定し、勉強に励みます。しかし、結果は残念ながら不合格。なんとか受かった名門私立女子高校に進学することを決めました。

高校に入った彼女は、学校に入ってからも上位の成績をキープします。

「当時の母校には中学入学組(中入組)と高校入学組(高入組)がいました。私は高入組だけで受けた模試では100人中6位くらいで、学年全員の成績では300人中で30位くらいをとったこともありました。ただ、中学時代の生活がきつかったので、テストの1週間前に5時間くらい時間をとって集中的にする以外は、そんなに勉強しなかったです」

高校では週1回活動する天文部に入った彼女。「将来の夢もやりたいことも特になく、友達付き合いもせず、毎日犬の散歩をしていた記憶しかない」高校生活はあっという間に過ぎていき、3年生を迎えます。

そこに至るまでに受けていた全統模試・駿台模試の成績も毎回割とよかったようで、東大の判定は平均でBくらいだったそうです。

「予備校には通いませんでしたが、東大や京大の問題を添削してくれるなど学校側の手厚い指導があり、授業でも入試問題をたくさん扱ってくれたので、苦手だった数学や英語も基礎力が自然と身についていきました。受験生になる年(高3の初め)に一度志望校の過去問を解いてみたのですが、8割を超えたので安心しましたね」

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