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初の「出戻り総務官僚」が転職→復帰を選んだ本音 処遇に周りの反応…"リスク承知"で戻ってきた

東洋経済オンライン / 2024年2月3日 7時40分

――若い世代を中心に人材の流動化が進む霞が関の現状をどう見ますか。

組織にとって活力になるので、個人的にはもっと人材の流動化は進んだほうがいいと思います。

ただ、一時的にいろいろしわ寄せはあると思うので、それをどう組織としてケアしていくかが重要になります。もちろん、所属する組織の活性化は必要ですし、昔は「自分の人生=組織」みたいな考えでしたが、自分と組織は違うものという認識に立ったうえで、個々人が強くなることで組織が強くなるサイクルで回さないといけないと思います。

そのための1つの考え方として流動化があります。組織をサステイナブルにマネジメントしつつ、職員が強くなる道を探っていくしかないのではないでしょうか。

若い人は刹那的で、転職することによって一時の収入アップや日々の忙しさから逃れたくなる感情を否定しないし、私もそれで辞めたフシもあるのですけど、役所にとどまる・とどまらないにかかわらず、長い人生の中でどういう強みを生かして仕事を続けたいのかというキャリアプランを描くことが重要になっているのだと思います。

茶山 瞭:東洋経済 記者

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