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インフレ下でも、あの商品がバカ売れする理由 これからの時代のヒットにつながる共通点とは?

東洋経済オンライン / 2024年2月8日 18時0分

また、開口時にクリーミーな泡を出すという技術も2017年に開発されていました。しかしこの時は、小さな飲み口から泡が見えるだけではシズル感がないとお蔵入りになっています。この2つの技術を掛け合わせることで実現したのが「アサヒスーパードライ生ジョッキ缶」なのです。

とはいえ吹きこぼれのリスクは高く、泡のコントロールが非常に難しい。こぼれそうな泡を見て気分がアガる、そんな圧倒的なワクワク感を実現するために、リスクがあってもチャレンジする。「アサヒスーパードライ生ジョッキ缶」が商品化できたのは、「お客様に驚きや感動を提供する」というアサヒビールのミッションによるところも大きかったのではないかと思います。

以上の事例から、気分が「アガる」というキーワードが共通項として見えてきました。みなさんもぜひ身近な商品・サービスの展開に応用できないか、チャレンジしてみてください。

川上 徹也:コピーライター、湘南ストーリーブランディング研究所代表

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