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手取り20万、1年で160万貯めた25歳の「家計簿」 毎月約12万の貯金!工場勤務女性が貯金術を伝授

東洋経済オンライン / 2024年2月11日 11時50分

そこでもう一度考えて、あまり人と話すのが得意ではないのと、小さいころから手を動かすことが好きで技術や図工が得意だったので、工場に就職しました」

就職して1年目の年収は約300万 、3年目の現在の年収は約330万。給料は少ないほうだと感じていたが、周りから話を聞いてみると「手取り20万は結構いいほうだよ」と言われることもあり、平均から多く外れているわけではないと知ったそうだ。

実際、国税庁の「令和4年分民間給与実態統計調査」によると、給与所得者の平均年収は男性が563万円、女性が314万円である。

手渡しされた初任給で、お金の重みを痛感

「社会人になって労働の大変さを痛感しました。8時間働いて、それを5日繰り返す生活が最初はものすごくしんどくて……。4月の最終日にお給料を手渡しでもらいお金の重みを知ったというか、稼ぐってこういうことなのかと感じて貰うときに手が震えました」

ういういさんは、子ども時代や学生時代を通じて、特にお金で大きく苦労したことはないという。学費や生活費は親が不自由なく負担してくれており、大学時代のアルバイトで稼いだお金は自分で使ったり、貯金に回したりしていた。親のありがたみを改めて感じたという。

「それに、世の中のお父さんお母さんって本当にすごいと思いました。こんなに働いているのに、帰って家のことも、子どものこともしている。私はボロボロの状態で家に帰ってもう後は何もできないって感じだったので」

労働の大変さとお金に重みを実感して、無駄遣いせずに節約して貯めていこうと決意。

社会人1年目には160万の貯金を達成。子どもの頃から貯めたお年玉や大学時代のアルバイト代ですでにあった貯金350万と合わせて、社会人3年目の現在の貯金額は700万円になった。

節約を徹底したういういさんの家計簿は、以下の通りである。

【ういういさん1カ月の生活費内訳】
家賃 50000円(半額は会社の家賃補助があるため、実質25000円)
水道光熱費 10000円
通信費 0(Wi-Fiは賃料に含まれるので0円、スマホ代は両親が負担)
食費 8000円(ポイントでの支払いや、ふるさと納税の自己負担金額は除く)
日用品 ほぼ0円
雑費 3000円
娯楽 1000円 
美容 5000~18000円

グラフにするとこんな感じ。

なお、イレギュラーな支出を含めても、年間の支出は大体100万~110万円くらいだという。

安い食費、原点は『1カ月1万円生活』

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