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手取り20万、1年で160万貯めた25歳の「家計簿」 毎月約12万の貯金!工場勤務女性が貯金術を伝授

東洋経済オンライン / 2024年2月11日 11時50分

ういういさんの家計簿で特に驚いたのは食費の安さだ。その節約術の原点には、子どもの頃に見たテレビ番組『いきなり!黄金伝説。』の1カ月1万円生活の企画があるという。

「大好きな番組でした。オードリー春日さんが出た回は、ベジタブルミックスを人参、コーン、インゲンに分けちゃったり、パスタを炊飯器で炊いたり、節約方法がマジですごいなって思っていました。そしたら、少し前にYouTubeのコメントで『オードリー春日と同じ匂いがする』と言われました。尊敬しているので、それが伝わったのかもしれないですね」

もちろん、ういういさんはダクト飯(※オードリー春日が『いきなり!黄金伝説。』で披露した節約術で、飲食店の換気ダクトから出る匂いをおかずにご飯を食べるというもの)のような極端な食生活をしているわけではない。タンパク質や野菜など栄養バランスに気を配った自炊中心の生活だ。

食費を安くする秘訣は、業務用スーパー、八百屋、ウエルシア(ドラッグストア)、ふるさと納税の返礼品……といろんな店や制度の特徴を把握してしっかり使い分けていることだ。

「調味料系、豆腐、納豆、冷凍食品は業務用スーパーで買うのが安いです。あと、うちの近くにすごく安い八百屋があるので、野菜はそこで買っています。野菜は大根や白菜、キャベツなど体積が大きくて安いものが節約の強い味方です」

タンパク質は卵や納豆、豆腐、鶏むね肉など安価な食材を最大限に活用。また、楽天のふるさと納税で肉や魚を返礼品に選んだり、ウエル活で肉をまとめ買いすることも。

ウエル活とは、ドラッグストアチェーン・ウエルシアの「お客様感謝デー」を活用した買い物方法。毎月20日にウエルシアグループの店舗でTポイントを200ポイント以上利用すると、1.5倍分の買い物ができる仕組みだ(実店舗のみ)。節約家の間では定番の節約術である。

「こうやって節約生活していると、一人では外食に行かなくなりますね。スーパーで食材を買って自分で料理したら〇円くらいで作れるな……とつい考えちゃうんです。自炊も、自分で作ったご飯も好きっていうのもあります。ただし、友達と食べに行ったりするときは気にせず楽しみます」

現在は出身地を離れて関東圏で生活しているため、友達と会う機会も少なく、月に1回友人とランチをするかしないかくらいだという。それが娯楽費の1000円だ。

趣味の美容費は工夫して使う

変動はあるものの、ういういさんの家計簿で大きな割合を占めるのが美容費だ。美容好きなういういさんにとって、美容費は娯楽費でもあり、趣味費でもあり、楽しみの部分だそう。節約しながら服もコスメも楽しむ秘訣を聞いてみた。

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