1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ

カワサキ「ニンジャZX4-RR」中型4気筒復活の息吹 扱い切れるミドルクラスのスーパースポーツ

東洋経済オンライン / 2024年2月13日 12時10分

カワサキモータースジャパンより、2023年7月に発売されたスーパースポーツモデル「Ninja ZX-4RR KRT EDITION」。価格は115万5000円(税込み)(写真:三木宏章)

カワサキのバイクが面白い!

【写真で見る】久々の400cc・4気筒のスーパースポーツ、カワサキ「ニンジャZX-4RR」の細部をチェックする

昨年10月に東京ビッグサイトで開催された「ジャパンモビリティーショー2023」でも、現主力製品のスポーツモデルZXシリーズへのNinja誕生40周年記念グラフィックモデルの導入や、伝統のメグロブランドをモチーフにした最新型ネオクラシックモデル「MEGURO S1(メグロS1)」のリリース、そしてファン待望のカワサキ初の公道走行可能なEVスポーツモデル「Ninja e-1」の発売(2024年1月13日発売)など、カワサキは過去・現在・未来を想うコンシューマーへのアプローチに余念がない。

また2019年には、バイクマニア垂涎とも言えるイタリア・ビモータ社との共同ビジネスの展開をスタート。カワサキがパワーユニットを供給し、ビモータ社からプレミアムモデル「KB4」が販売されるなど、活躍の場を拡大している。

久々の400cc・4気筒モデル登場

そんな中、同社は国内マーケットの主力クラスとも言える普通自動二輪車免許セグメントへ、久々の400cc・4気筒を導入したことで話題となっている。かつてのバイクブーム時代に各メーカーがしのぎを削り、最新技術でパワー競争に突入したスポーツバイクの代名詞「ニンジャ」のブランニューモデルだ。今回試乗したNinja ZX4-RR(正式名称は「Ninja ZX-4RR KRT EDITION」、以下ZX-4RR)の発売は昨年7月で、発売されるやいなや、バックオーダーが最長6カ月待ちというほどの人気になっている。

このZX-4Rシリーズには、今回試乗したNinja ZX-4RR KRT EDITIONのほか、同時発売された「Ninja ZX-4R SE」(112万2000円/税込み)、さらに2023年12月23日に発売された特別仕様車「Ninja ZX-4R 40th Anniversary Edition」(117万7000円/税込み)がある。

今回試乗したZX-4RRはボディーカラーがライムグリーンで、リアサスペンションにはSHOWA製フルアジャスタブルサスペンションを導入。もう1機種のZX-4R SEは、ボディーカラーにブラック基調のモデルとメタリックブルーの2タイプがあり、リアサスペンションに関してトップグレードではないものの、USB電源ポートやスモークウインドスクリーンにフレームスライダー等の装備が充実しているユーティリティーモデルといえる。特別仕様車のNinja ZX-4R 40th Anniversary Editionは、ZRXシリーズをイメージした3色カラーリングとサイドカウル「KAWASAKI」ロゴが特徴となっている。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください