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「。」は怒ってる?"マルハラ"にみる世代間のズレ 「感情が読み取れない」スマホ社会の"超弊害" 

東洋経済オンライン / 2024年2月17日 11時20分

ほったらかしにせず、ぜひ意味をくみ取ってほしいです。

もちろん、理解されていないのに気づかず、独りよがりで言い続けているのは、日本の年配者の典型的な悪い癖なのですが、ここにそうした頻出例をいくつか挙げてみますので、世代をまたいでぜひ参考にしてください。

手始めに、2問ほどクイズを――。

【よく聞くお母さんの言い回し:力試しクイズ】
問:次の□の中は数字です。正しく入れてみましょう。
★仏の顔も□度
★□の□の言う               (※答えと意味は、記事の最後に)

それでは、他の憎めない言葉たちも、紹介します。

よく聞くお母さんの言い回し・例&意味

●言わずもがな……言うまでもない。言わなくてもわかることだ。また、言わないほうがいい、の意も

●御(おん)の字……うれしい結果や良い結果に、「しめた」「ありがたい」などと思うこと

●おんぶに抱っこ……人に甘えて全面的に頼ること。特に金銭面でのことに言う。幼児が「おんぶして」「抱っこ」して、と甘えてくることから

●それ見たことか……それ見ろ、私が言ったとおりじゃないか。自分の予想から忠告をしたのに聞き入れなかった相手に対し非難する言葉。思惑がはずれてしょげている相手をなじって、言う

●煮て食おうと焼いて食おうと……どのようなひどい扱いであろうと。気のすむように。好きなように 

●言い得て妙……ある事柄を見事に言い当てている表現だ。実にうまく言っている

●付けが回ってくる……「付け」とは未払金のこと。その請求書が来るということから、放っておいた無理や不都合なことの始末、また悪事の報いなどがめぐってくる意

●つうかあ……「つう」と言えば「かあ」。つうかあの仲、などともいう。お互いに気心が知れていて、ちょっとの言葉だけで言いたいことが相手に伝わること。気持ちが通じ合う仲良し

●よしんば……仮にそうであっても、仮に究極の状況に置かれたとしても

最近は、なかなか聞かなくなった言葉も多いかもしれません。

よく聞くお母さんの言い回し・例&意味②

●盆と正月が一緒に来たよう……すごく忙しい様子。また、楽しいことやうれしいことが重なること

●何(なん)や彼(か)や……いろいろと。さまざまに。あれやこれや

●午前様……深夜の午前0時を過ぎてから遅い帰宅をすること。主に外で長いこと飲んで帰ってきた場合にいう

●ほっつき歩く……目的もなく、あちこち歩き回る

●聞こえよがし……悪口や皮肉などを、わざと当人に聞こえるように言うさま

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