1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

「宝石のような歌声」野田愛実の知られざる半生 小学5年の頃から"オーディション"に挑戦し…

東洋経済オンライン / 2024年2月18日 12時0分

コロナ禍でYouTubeに投稿したカバーソングが反響を呼び、プロのシンガーソングライターとなった野田愛実さん(撮影:今井康一)

シンガーソングライター野田愛実。彼女の歌を人はこう評する。「宝石のような歌声」「心に刺さる歌」だと。

コロナ禍でYouTubeに投稿したカバーソングが反響を呼び、ついにはavex所属にまで至ったシンガーソングライター。

小さい頃から天才的な歌唱力を披露し、自身も歌手になることを疑わずに突き進むも、なかなか世に見つからずにもがいていた。そしてこのコロナ禍でようやくチャンスを得て、今、彼女の歌は大きく羽ばたこうとしている。

*この記事のつづき:「コロナ禍→YouTube5500万再生」歌手、驚く正体

シンガーソングライター野田愛実

若くして成功するアーティストは枚挙にいとまがない。古くは美空ひばりは9歳でデビューし、その美しすぎる歌声を披露していた。近年でもAdoが17歳でデビューし、世間を圧倒させた。

【写真で見る】「まるで"宝石"のような歌声」と話題のシンガーソングライター野田愛実さん、その素顔

そして、シンガーソングライター野田愛実も、幼少期より歌の才能を開花させ、順調にシンガーソングライターとしての道を歩んできた。

だが、圧倒的な歌声と才能とは裏腹に、ほんの少し歯車がかみ合わなかったのか、世の多くの人に知られるまでには"時間"が必要だった。

現在所属のavexと契約したのは2022年のこと。翌2023年7月にシングル「ロスタイム」でメジャーデビューを果たす。まだ道半ばではあるが、メジャーデビューまでは長い道のりだった。

「3歳の時に『夜桜お七』をステージで歌ったんですが、その時に周りの大人たちがすごく喜んでくれて。それが今でも記憶にありますね。幼いながら歓声が気持ちよかったんでしょうね」

3歳の頃、街で行われたテレビ番組「のど自慢」に出演した時の感想を、こう話してくれた。

野田の歌の原点は、実は演歌にある。

演歌を趣味で歌っていた祖父の影響を受け、幼い頃から一緒に演歌教室に付いていき、歌う。「のど自慢」のような大きなステージから街の小さな「カラオケ大会」まで様々なステージで歌ってきた。ピアノも習い始め、早くも野田にとって音楽は日常の一部となっていた。

ものごころがつくようになってからは、J-POPやアイドルソングを聴き、育ってきた。宇多田ヒカルに憧れ、「モーニング娘。のようなアイドルになりたい」と思ったこともあった。

「小学校の頃はおとなしいタイプだったんですけど、舞台に立つこととか、人前に立つことが、すごい好きでした。もちろん歌ってましたし、クラスでは学級委員もやったり、トップに立ちたいと思ってました。目立ちたがり屋でしたね」

小学5年生の頃から、オーディションに挑戦

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください