1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

「愛猫との生活」最新テクノロジーがもたらす幸せ 猫の行動分析を行い、精度の高い情報を得る

東洋経済オンライン / 2024年2月22日 11時50分

コロナ禍を機に浸透したデジタル技術。人間の生活も変わったが、猫と人の暮らしもまた、さまざまなテクノロジーによって進化してきている(画像:RABO)

働き方、生活が大きく変化したコロナ禍。外出やイベントがはばかられる中、デジタル技術やITを活用して不便を補った。結果として、リモートワーク、EC、事前注文・キャッシュレス決済等、IT技術がより広まり、生活の身近なところで役立つようになったと言えるだろう。

【画像】約380の保護犬猫団体が登録する、保護犬猫と里親のマッチングサイトOMUSUBI

猫と人の暮らしも、コロナ禍を経て技術革新が進んでいる。

技術で猫と人の暮らしを支援する

2月22日猫の日にちなみ、デジタル技術で猫と人の暮らしを支援するサービスを紹介する。

OMUSUBI(お結び)は保護犬猫と里親(保護犬猫を迎え入れる人)のマッチングサイト。約280の保護団体の犬や猫が登録されており、OMUSUBIを通じて保護団体とやりとりし、迎え入れる犬や猫を見つけることができる。

スタートは2016年だが、コロナ禍に突入した2020年の1月以降、応募数が増加、コロナ前の2〜3倍になった。リアルの譲渡会が行えなくなったことが背景にある。

ただ、OMUSUBIを運営するPETOKOTOによると、譲渡会がコロナ禍前と同様に行われるようになった現在も、応募数の減少はないそうだ。

コロナ禍を経て、オンライン上でのマッチングが一般に認知されるようになったということだろう。

また、直接のやり取りでなく、ワンクッションを置いた安心感があるのも、オンラインマッチング利用の動機となっているのかもしれない。

例えばOMUSUBIの一番の特徴となっているのが、登録団体に審査を設けていることだ。団体として活動しており、公式ホームページなどで情報が公開されていることが主な条件だ。

登録団体を審査制にしている理由について、PETOKOTO執行役員の井島七海氏は次のように説明する。

「保護団体ごとにさまざまな方針が設けられているため、保護犬猫の譲渡推進にあたり適切な運営と連携が行えるかを確認させてもらうことが大切。一方希望者側は、どんな手順を踏んで引き取ればよいかわからない、あるいはそもそも保護団体という存在自体を知らず、信頼できるところなのか不安に思う方も少なくない。保護団体に関する情報の透明性を高め、保護犬猫から迎えるという選択肢の一般化を目指したいと思っている」(井島氏)

譲渡後のミスマッチングを防ぐ

一方、保護団体の立場からの利点が、審査の際の負担を軽減し、より広く希望者を募集できることだ。応募時にプロフィールや飼育環境、譲渡を受けたい理由などを書き込む必要があるので、円滑に審査を進め、ペットの引き取りに関する保護団体とのやりとりに進むことができる。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください